ITmedia NEWS >

富士写真フイルム、第5世代スーパーCCDハニカム搭載の低価格機「FinePix A500」

» 2006年01月26日 13時59分 公開
[ITmedia]

 富士写真フイルムは1月26日、「スーパーCCD ハニカム V HR」を搭載したコンパクトデジカメ「FinePix A500」を発表した。2月下旬に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では2万円前後になる見込みだ。

photo 「FinePix A500」。1.8型液晶モニターとファインダーには、特殊コーティングを施し、晴天下などの反射を防ぐ

 「スーパーCCD ハニカム V HR」は、フォトダイオード配列を45度回転させ、受光面積の大きい八角形にすることで解像度・感度・ダイナミックレンジなどを向上させた独自開発「スーパーCCD ハニカム」の第5世代。微細化技術により、1/2.5型で有効画素数512万画素を実現した。記録画素数は、最大2592×1944ピクセルだ(504万画素相当)。

 フジノンレンズの光学式3倍ズームを採用。焦点距離は35ミリ判換算で38〜114ミリ相当となる。撮影感度はAUTO、ISO100、ISO200、ISO400。撮影モードには、AUTOのほか4種類のシーンポジション(人物/風景/スポーツ/夜景)を用意した。また、10フレーム/秒の動画撮影機能もある(AVI形式、MotionJPEG、音声なし)。記録メディアは、xD-Picture Card。別途12Mバイトのメモリーを内蔵している。

 電源はニッケル水素電池もしくは単三形アルカリ乾電池。ニッケル水素電池の場合、約400枚を撮影できる(CIPA規格準拠)。外形寸法は、93(幅)×60(奥行き)×27.5(奥行き)ミリ。重量は、電池やxD-Picture Cardを含めて約174グラムとなる。

 製品パッケージには、画像閲覧ソフト「FinePixViewer S Ver.1.0」、PC接続用のUSBケーブル、ストラップ、TVなどに出力するための専用ビデオケーブルが同梱されている。なお、2月下旬には「FinePix A500」専用のソフトケース「SC-FXA04」をリリースる予定だ。価格は2500円。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.