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ニコン、実売6万円のエントリー向けデジ一眼「D40」

» 2006年11月16日 14時15分 公開
[ITmedia]

 ニコンは11月16日、デジタル一眼レフカメラ「D40」を発表した。12月1日から発売する。価格はオープンで、市場想定価格は6万円前後。「AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II」をセットにした「D40レンズキット」が7万円前後、「AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II」+「AF-S DX ズームニッコール ED 55-200mm F4-5.6G」のズームレンズ2本をセットにした「D40ダブルズームキット」が9万円台前半。

photo エントリー向けデジタル一眼レフカメラ「D40」
photophoto ボディカラーはブラック(左)とシルバー(右)の2色を用意

 エントリー向けに普及価格を実現したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ。操作性/携帯性に優れた小型・軽量ボディーを実現。サイズは126(幅)×64(奥行き)×94(高さ)ミリ・重さ約475グラム(本体のみ)と手のひらサイズのコンパクトボディに仕上げている。

 撮像素子には有効6.1Mピクセルの23.7×15.6ミリサイズ(ニコンDXフォーマット)CCDを装備。色情報まで読み取る420分割RGBセンサー内蔵「3D-RGBマルチパターン測光II」を搭載。電源を入れてからわずか約0.18秒の高速起動、約2.5コマ/秒・連続100コマまでの高速連続撮影など高速レスポンスを実現している。測距システムは3点測距AFシステムを採用。

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 撮影後にカメラ内で編集ができる「画像編集メニュー」機能を搭載。 カメラ内で、SDメモリーカードに記録した撮影画像の編集(D-ライティング/赤目補正/トリミング/モノトーン/ フィルター効果/スモールピクチャー/画像合成)が行える。

 背面には、広視野角(上下左右170度)の2.5インチ低温ポリシリコンTFT液晶モニターを搭載。撮影モード/シャッタースピード/絞り値などのデータが分かりやすく大きく表示されるグラフィカルユーザーインタフェースを採用した。

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 測光モードやISO感度設定など撮影機能の設定変更の際に、設定にふさわしいサンプル画像を液晶モニターに表示できる「設定アシスト画像」機能を装備。ファミリーユース向け「こどもスナップモード」などを含む計8種類の「デジタルイメージプログラム」を搭載。

 バッテリーには新開発のリチウムイオン充電池(EN-EL9)を採用し、CIPA規格で約470コマの撮影が可能。記録メディアはSDメモリーカードを使用。

photophoto 「AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II11」(左)は単体でも販売。価格は2万1000円。D40の小型ボディにフィットする小型ストロボ「ニコン スピードライト SB-400」(1万7850円)も

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