NECは、東京都日本橋に開店したイタリアンカフェバー「espressamente illy(エスプレッサメンテ・イリー)日本橋」店内に、同社製品の展示スペース「NEC U Gallery」をオープンした。12月15日にはオープンを祝うセレモニーパーティが開催された。
espressamente illy日本橋は、イリカフェと生花・花き販売店チェーンの青山フラワーマーケット、NECのコラボレーションで誕生したスペース。
「espressamente illy」は、朝と昼は熟練したバリスタが入れるエスプレッソを、夜はアルコールとライトフードを楽しめる「バールスタイル」の世界的ブランド。運営するイリカフェはイタリアのコーヒー関連企業で、ブラジルでのコーヒー豆栽培や、コーヒーマシーン・コーヒーカップのデザインや製造、店舗経営、“コーヒー大学”の運営などを幅広く手がけている。日本での店舗展開はすでに行っているが、全世界で展開しているespressamente illyブランドとしては初上陸となる。
NEC U Galleryは、携帯電話の「N903i」や、PCの「LaVie」「VALUESTAR」シリーズ、パーソナルロボ「PaPeRo」のタッチアンドトライが行えるほか、感情を光で表現する「言花(KOTOHANA)」など同社のコンセプトモデルや、マルチメディアプレーヤー「VoToL」の展示、おサイフケータイ対応の店舗会員・クーポンシステム「トクトクポケット」サービスカウンターを設置する。
NECではNEC U Galleryについて、同社製品や技術とユーザーを結ぶ情報発信スペースとして活用したいとコメントしている。特にトクトクポケットについては唯一のサービスカウンターであり、また、NECの施設やイベント会場・博物館などを除けば、気軽にPaPeRoに触れられる場所はここだけ。
「(近隣する)高島屋さんのお買い物の後は、espressamente illy日本橋でエスプレッソを楽しみながら、PaPeRoと遊んで欲しい」(担当者)
また、単に新製品を展示・体験する場所としてだけでなく、カフェバーに併設されているというシチュエーションを生かし、ユーザーのグループインタビューや製品モニターとのブレインストーミングなど、幅広くマーケティング活動に利用したいとしている。
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