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いまが買い時? ワンセグ対応カーナビをチェックバイヤーズガイド(2/3 ページ)

» 2006年12月22日 16時31分 公開
[小山安博,ITmedia]

「サイバーナビ」「楽ナビ」の両ブランドも対応――パイオニア

 パイオニアの“カロッツエリア”「AVIC-VH009G」(関連記事)は、7.0型ワイドVGAのインダッシュのモニタと1DINのメインユニットで構成されたナビシステム。本モデルは地デジチューナーを標準で搭載。受信エラーを補正して安定受信を実現する「デジタル リバイズ エンジン」でより高画質な受信を可能にした。

photo AVIC-VH009G

 地デジとワンセグの自動切り替えにも対応。地デジのエリアから外れても、画面がとぎれることなくワンセグに切り替わるので、切り替え時のストレスが低減されている。テレビのチャンネル設定は「ナビマップリンクTV局エリアプリセット」機能で自車位置から自動で判断されるため手間がなく、携帯経由で受信できるテレビ番組表も、自車位置と連動して、その地域の番組表が表示できる使い勝手の良さだ。

 テレビだけでなく音楽やDVDビデオなどの再生予約も可能で、指定時間になるとメッセージで知らせてくれるほか、ルート走行中にAV画面を表示している場合、交差点案内地点に近づくと、自動的にルート誘導画面に移ってくれるユーザービリティも備える。

 「楽ナビ」ブランドの「AVIC-HRZ99G」は、受信エラーを修復する「デジタル リバイズ エンジン」を搭載し、フレームの入れ替えや合成などの補正でエラーを修復。音声データの欠落に対しても、直前の音をベースに残響音を作ることで音切れを補完する。

photo AVIC-HRZ99G

 楽ナビ向けのEPGを備え、番組内容の確認に加えて裏番組のタイトルを選んで選曲することも可能。自車位置を元に受信できるテレビ局を設定する「ナビマップリンクTV局エリアプリセット」も搭載する。データ放送の受信にも対応する。そのほか、テレビ画面の呼び出しやテレビ局選択を音声で行うことも可能だ。

ケンウッド

 ケンウッドの「KNA-DT13」(関連記事)は、ワンセグと地デジの双方に対応したチューナーユニット。既存機種のオプションとして接続すれば同社のナビで地デジが楽しめる。

photo KNA-DT13

 電波状態を感知して12セグとワンセグを自動で切り替えることが可能。天気予報や交通情報などのデータ放送の受信にも対応するほか、1週間先の番組まで確認できるEPG機能も搭載する。

 本体は座席の下などに設置できる。専用のリモコンも付属する。

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