パナソニックは1月5日、3CCDと光学式手ブレ補正ジャイロを搭載したDVDビデオカメラ「VDR-D310」を発表した。1月25日発売予定で価格はオープンプライス。店頭では、9万円台半ばになる見込みだ。
1/6インチの3CCDと光学10倍ズームレンズ(46.7〜467mm、ワイド動画撮影時)を搭載。レンズはライカディコマーレンズで、レンズ入力後の光に生じやすい焦点のズレ「色収差」を低減する低分散ガラスを採用している。また光学式手ブレ補正ジャイロの搭載により、高倍率ズーム時や薄暗いシーンなどでも手ぶれを押さえた撮影が可能だ。また、最大310万画素の静止画撮影にも対応。SDカード(SDHC対応)に最大2048×1512(4:3)ピクセルで記録できる。
DVDドライブは、従来の8センチDVD-RAM/-R/-RWにくわえ、新たに2層式の8センチDVD-R DLをサポートしたマルチタイプ。2層メディア対応により、約2.5Mbpsの「LPモード」なら、ディスクを入れ替えずに最長約138分の長時間撮影が可能になった。
付属バッテリーによる連続撮影時間は、ファインダー使用時で約1時間40分(SPモード時)。電源オン/オフやズーム操作などをくわえた“実撮影時間”は約45分(SPモード、ファインダー使用時)となっている。
外形寸法は84(幅)×146(奥行き)×94(高さ)ミリ。バッテリーを含む使用時質量は約580グラム。液晶画面は2.7インチワイドで、液晶の開閉動作やファインダーの引き出し・収納と連動して電源をオン/オフする「カンタンON/OFF」、アイコンの機能と意味を解説してくれる「ヘルプモード」などを搭載した。
付属品は、ACアダプタ、電源コード、ワイヤレスリモコン、USBケーブルなど。動画の編集・書き出しソフト「DVD-MovieAlbumSE 4.3」とDVD-R /-R DL 対応の「DVDfunSTUDIO 2.5」のCD-ROMもバンドルしている。付属ソフトの対応OSは、Windows 2000 SP4以上(DVD-MovieAlbumSE 4.3はWindows 2000以降)。CPUはPentium III/800MHz以上。
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