毎度お馴染み簡単アンケートツール「QuickPoll」。今回はワンセグの利用意向がテーマだ。
結果を見ると、既に「携帯電話で視聴している」人や「これから対応機器を買う」人が16%に達した反面、「視聴する予定はない」と答えた人も6割近くに達した。画質的に不利な点もあり、意見が分かれるのは仕方のないところ。それでもアナログ地上波より安定した受信、字幕などの新機能、小型化されたチューナーユニットなど、ワンセグの魅力は多い。
実際、ワンセグ元年といえる昨年の状況を顧みると、カーナビの分野では既にワンセグ対応機が珍しいものではなくなり(関連記事、携帯電話では録画機能付きの高機能端末を中心に人気を集めている。また昨年末にはUSB接続タイプのワンセグチューナーが品不足になるなど、パソコン分野でも高い需要が伺えた。
さらに、まだ数は少ないものの、ポータブルDVDプレーヤーや電子辞書のワンセグ対応機も登場してきた(関連記事)。今後はワンセグ端末のバリエーション拡大にも期待できそうだ。
たとえば……字幕表示をいかして、シャワー中でもセリフが読める「ワンセグ対応お風呂テレビ」などはいかがだろう。あるいは料理番組をレシピのメモ代わりに録画できる「ワンセグ冷蔵庫」、ニュースで目覚める「ワンセグ目覚まし時計」、忙しい朝でもニュースを見逃したくない人の「ワンセグ便座」……モバイル用途に限らず、さまざまな可能性があると思う(ワンセグケータイが一台あれば事足りるなどと気づいてはいけない)。
2007年、ワンセグ端末はどのように進化するのか? 楽しみなジャンルが1つ増えたようだ。
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