日本ビクターは1月17日、木そのものを振動板に採用するウッドコーンスピーカーのハンドメイドキット「SX-WD5KT」を発表した。価格は1本2万9400円。2月上旬に発売する予定だ。
同社は2003年にウッドコーンスピーカー搭載システムコンポを発売して以来、ラインアップの拡充に努めてきたが、今回は「ウッドコーンスピーカーを自分で作る感動を味わっていただくために企画した」(同社)。
SX-WD5KTは、2Wayバスレフ型のキットスピーカー。パッケージには11センチウッドコーンウーファーや2センチウッドドーム・ツィーターのほか、天然無垢チェリー材を採用したキャビネット、吸音材などが含まれる(パーツ詳細は下表を参照)。なお、電解コンデンサなどのバーツをネットワークボードに取り付けるため、組み立て時にはハンダごてが必要だ。このほか必要な工具は、3ミリ六角レンチ、ニッパー、ラジオペンチ、プラスドライバー(No2)、テスター、木工用ボンド、ゴム系接着剤、はさみ、定規など。
完成したスピーカーは、外形寸法が143(幅)×256(高さ)×233(奥行き)ミリ、重量約3.5キロ。定格インピーダンスは6オーム、再生周波数帯域は55〜5万Hzだ。キットだけに、知識があればリスニング環境や好みに合わせて音質をチューニングすることもできるという。
キットに含まれるパーツは下記の通り。
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