デノンは3月1日、ホームシアターシステム「DHT-FS1」を3月中旬より販売開始すると発表した。価格は9万9750円。本製品とマッチするAVラック「ARC-FS1」も同時に販売開始される。こちらの価格は5万400円。
DHT-FS1はワンボディのフロントスピーカーユニットと、付属ウーファーユニットのみとシンプルな構成。フロントユニットには6つのスピーカーが内蔵されており、室内の壁反射を利用してサラウンドを作り出す「X-SPACE SURROUND」によって、室内のどこにいてもサラウンドが楽しめる。
内蔵されたデコーダーはDolbyDigital/DST/AAC対応。このほかにも、Dolby Pro LogicII/HeadPhoneのバーチャルサラウンド機能も備えており、2chのテレビやビデオもサラウンドサウンドで楽しめる。
音場設定なしに利用できる簡便さも魅力だが、室内の反響具合やソースの高低などにあわせたセッティングを施すこともできる。音声が入力されると自動的に電源が入り、10分以上音声が入力されないと電源が切れるオートパワースタンバイ機能も搭載する。
フロントユニットのサイズは850(幅)×96(高さ)×125(奥行き)ミリ、4.6キロ。サブウーファーのサイズは106(幅)×380(高さ)×360(奥行き)ミリ、5.6キロ。パッケージにはフロントユニット用に25ミリと35ミリ、2種類の脚が付属する。
ARC-FS1は中央部に付属ブラケット装着することで、「DHT-FS1」をシッカリ収納できるほか、サブウーファーも左右端のいずれかに収納できる。キャビネットはスピーカーキャビネットにも利用されるMDF材が利用されており、振動に強く、迫力あるサウンドを再現する。サイズは1210(幅)×495(高さ)×514(奥行き)ミリ、41キロ。天面板の耐荷重は60キロ。
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