ケンウッドは3月2日、創立60周年記念キャンペーンの一環である「TRIOモデル」の第3弾として、「究極の原音再生性能と最高峰の品格を兼ね備えた」(同社)プレステージカーオーディオを発表した。4月2日から5月末日までの期間限定で受注する。価格と概要は下記の通り。
音質マイスターが設計から回路設計、部品の選定にまで徹底してこだわった高級カーオーディオ。CDチューナーユニット「K-TR10D」とモノラルアンプ「K-TR10A」で構成され、アンプ数によって2つのセットが用意される。
型番および概要 | 価格 | 申込期間 |
---|---|---|
CDチューナー「K-TR10D」+モノラルアンプ「K-TR10A」4台 | 59万8500円 | 4月2日〜5月31日 |
CDチューナー「K-TR10D」+モノラルアンプ「K-TR10A」2台 | 36万7500円 | 4月2日〜5月31日 |
「K-TR10D」には、削り出しのアルミフロントパネルを搭載。本体を支えるシャーシには、銅メッキを施した。銅が持つ優れた伝導特性により、内部回路全体を外来ノイズから守る。
基板には、高周波特性に優れた低誘電率PPE基板を採用。また、プリ出力部の増幅段には高性能オペアンプを搭載し、70MHzまでフラットな増幅特性と低音から高音までリアルでハイスピードなサウンドを実現したという。
入力信号と入力GNDの入力回路は完全対称型とし、さらに計測器や土星探査衛星といった高安定・高精度を要求される機器にも使用されている超高精度金属泊抵抗器を採用。車内の温度変化に対しても優れた安定性を持つ。
このほか、小型ながら125度までの広い温度範囲でフラットかつ優れたESR特性を持つ薄膜ポリマー積層コンデンサ、専用大型コンデンサ、プロスペックのインプットボリューム(可変抵抗器)など、贅沢な部材をふんだんに盛り込んだ。
なおケンウッドでは、発売に先駆け、3月5日(月曜日)から同社ショールーム「ケンウッドスクエア丸の内」(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階)に「TRIOモデル」を展示する予定だ。試聴の際は、事前予約が必要となる。
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