シグマは3月8日、FOVEON X3センサーを搭載したコンパクトデジカメ「SIGMA DP1」を米ラスベガスで行われる写真器材展示会「PMA 2007」に出品すると発表した。展示会への出品は昨年9月の「Photokina 2006」に次いで2回目。
公開されたDP1の画像からは、Photokina 2006出展機には装備されていなかったホットシューが確認できる。このホットシューには別売のフラッシュやビューファインダー「VF-11」が装着できる。また、ボディデザインもよりスクウェアなラインを強調したものに変更されている。VF-11のほかにも、オプションとして専用フード「HA-11」が用意される。
FOVEON X3は同社のデジタル一眼レフカメラ「SD14」にも搭載されている14メガのイメージセンサー(サイズはAPS-C)。RGB全色を3層で取り込む構造となっており、表面に近い方から順に青(B)、緑(G)、赤(R)の光を取り込み、画像を生成する。構造から銀塩写真に一番近い画質を再現できるとして、根強いファンを持つ。
DP1ではこのFOVEON X3に専用の画像処理エンジン「TRUE」を組み合わせ、RAW設定でもストレスを感じさせない処理速度を実現したという。レンズは35ミリ判換算で28ミリ相当の単焦点レンズを搭載する。
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