日本ビクターは3月13日、液晶テレビ「EXE」(エグゼ)のベーシックモデルとして、20V型、26V型、32V型、37V型の4機種を発表した。とくにパーソナルユースを意識した20V型には、4色のカラーバリエーションを用意する。価格はすべてオープンプライスで、3月中旬から順次発売する予定だ。

20V型の「LT-20LC8」には、シルバー、ピンク、ブラウン、ベージュの4色をラインアップ。リモコンも本体と同色だ(左)。右は37V型の「LT-37LC8」。パネル下部にスピーカーを配置するアンダースピーカータイプとしてコンパクトに仕上げた| 型番 | 画面サイズ | 実売想定価格 | 発売日 |
|---|---|---|---|
| LT-37LC8 | 37型 | 24万円前後 | 4月上旬 |
| LT-32LC8 | 32型 | 18万円前後 | 3月中旬 |
| LT-26LC8 | 26型 | 15万円前後 | 3月下旬 |
| LT-20LC8 | 20型 | 11万円前後 | 4月下旬 |
4機種とも1366×768ピクセルのWXGA液晶パネルを採用。地上・BS・CS110度デジタルチューナーとアナログ地上波チューナーの両方を搭載している。インタフェース類もほぼ共通で、HDMI端子とD4端子を各1、Sビデオ入力とコンポジットビデオ入力が各2、さらに光デジタル音声出力を1つ備えた。
付属のリモコンは、ボタンサイズや文字表記を大きくするなど、使いやすさ重視の新型を採用。送信部を2個搭載し、リモコンを斜めに持った状態でもテレビ操作が可能だ。なお、カラーバリエーションのある20V型では、各モデルの色に合わせたリモコンが付属する。
スピーカーは、20V型を除く3機種で「オブリコーンスピーカー」を採用。通常はセンターにある“駆動点”をずらして不要な共振を排除し、中・高域の特性を改善している。さらに37V型には2つのオブリコーン形状を持つ振動板を駆動する「ツインオブリコーンスピーカー」を搭載。より歪みの少ない音響を目指した。
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