「J SPORTS」を運営するジェイ・スポーツ・ブロードキャスティングは4月13日、7月にハイビジョン放送を開始すると発表した。国内のスポーツ専門チャンネルでは初めて。
同社は4つのチャンネルを運営しているが、このうち「Jsports Plus」が7月1日よりハイビジョン化される。視聴できるのは、一部のケーブルテレビもしくはスカパー!の「e2 by スカパー!」(110度CSデジタル放送)。ジェイ・スポーツによると、アルプスやピレネー山脈の美しい風景を交えた「ツール・ド・フランス」、北京オリンピックアジア地区予選を兼ねた「第24回FIBAアジア男子バスケットボール選手権大会」など、7月に生中継するコンテンツはほぼすべてがHD制作という。
また、9月7日に開幕する「ラグビーワールドカップ2007 フランス大会」全試合、プロ野球(西武主催試合)、Jリーグ、モータースポーツの「SUPER GT」、秋に開幕するNHLアイスホッケー、NBAバスケットボールなどもHD制作による放送を予定している。
専門チャンネル、ハイビジョン化の道のりは長い?
地上波やBSがハイビジョン放送を前提にしているのに対し、スカパー!やCATVの専門チャンネルはハイビジョン化があまり進んでいない。先週、国際展示場で開催された「ケーブルテレビ2006」の会場で、その理由を探った。
24時間ハイビジョンの「ディスカバリーHD」開局、まずはJ:COMで
ディスカバリー・ジャパンは、24時間ハイビジョンチャンネル「ディスカバリーHD」の放送を12月14日に開始する。総制作費6500万ドルを投じたテレビ紀行番組「HDアトラス」、リアルCGで恐竜の生態を再現する「恐竜の惑星」などをラインアップ。
イッツコムに聞く“HitPot”の展開と見通し
イッツ・コミュニケーションズは、神奈川県内に基盤を置くYOUテレビ、横浜ケーブルビジョン、横浜テレビ局と共同で、HDD内蔵STB「HitPot」を展開すると発表した。その背景と見通しについて、カスタマー営業本部長を務める渡辺功常務に話を聞いた。
“HDD内蔵”はデジタルCATVの救世主になるか?
今月、ヒューマックスと松下電器産業から相次いでHDD内蔵のCATV STB(セットトップボックス)が登場した。デジタルCATVは「録画環境に恵まれてない」という評価を過去のものにできるのだろうか? “HDD内蔵”の意味を考えてみた。
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