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オンキヨー、7.1chAVセンターのエントリー機「TX-SA505」

» 2007年04月20日 16時03分 公開
[ITmedia]
photo 「TX-SA505」

 オンキヨーは4月20日、設定作業を簡略化するオートスピーカーセットアップ機能などを備えた7.1ch対応AVセンター「TX-SA505」を発表した。価格は5万400円。5月18日に発売する。

 デジタル放送やDVDソフトをワンランク上の環境で楽しむためのAVセンター。エントリーモデルの位置づけながら、160ワット×7のアンプを内蔵し、フロント2chにはノイズの影響を受けない音声信号を生成する「VLSC」(Vector Linear Shaping Circuitry)回路を搭載するなど、ノイズ除去を中心とする音質アップを図った。オプションの「DS-A1」を使用してiPodを接続した際にも効果を発揮するという。

 一方、スピーカーの初期設定を自動で行うオートスピーカーセットアップ「Audyssey 2EQ機能」やバーチャルサラウンド機能の「Theater-Dimensional」(シアターディメンショナル)など、初心者に優しい機能を備える。オートセットアップ機能は、付属のマイクを使用して、接続したスピーカーの数やサイズ、視聴位置までの距離、各スピーカーレベルといった項目を自動設定。さらに視聴エリア内の3つのポイントの測定で、複数のリスナーが同時に楽しめる試聴エリアを設定する。

 「Theater-Dimensional」は、DVDや地上デジタル放送の5.1ch音声をデジタル処理してフロントの左右2chあるいはセンターを加えた3chのバーチャル再生を可能にする技術だ。リアスピーカーを使用せずにサラウンドを楽しめるのが特徴となる。内蔵デコーダーはドルビーデジタル/ドルビーデジタルEX、DTS、DTS-ES、AAC、ドルビープロロジックIIx、DTS 96/24などをサポートしており、このほかに「Orchestra」(クラシックやオペラ向き)や「Unplugged」(アコースティックやジャズ)など7種のオリジナルサラウンドモードを備えた。

 ビデオ入力は、D端子×3、コンポーネント×3、Sビデオ×3、コンポジット×4。映像出力はD端子×1、コンポーネント×1、Sビデオ×2、コンポジット×2。音声入力はデジタル4系統(光×2、同軸×2)とアナログ×7。このうち、1つはBlu-ray/HD DVD再生のために7.1ch音声入力をサポートしている。

 外形寸法は、435(幅)×150(高さ)×377(奥行き)ミリ。重量は約10.3キロ。

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