ソニーは4月26日、動画共有サイト「eyeVio:アイビオ」を4月27日午前10時よりサービス開始すると発表した。使用料金は無料。
プライベートな動画コンテンツの共有・視聴が行えるサービス。視聴についてはテレビのような「チャンネル」の概念を導入することで、あたかもテレビのリモコンを操作する感覚で映像を楽しめる。コンテンツについてはプロモーション映像など、各種公式コンテンツも用意される。
Webブラウザを利用したストリーミング視聴のほか、携帯プレーヤーでの視聴を可能にするダウンロード提供も行う。ダウンロードされるファイルの形式はウォークマン NW-A800などで視聴可能なMPEG-4 AVC(Baseline Profile)。解像度はQVGA、フレームレートは30fps、ビットレートは768kbps。今夏にはテレビなどでも楽しめるHD解像度の映像配信も行われる予定だ。携帯電話からの視聴にも対応する。
アップロードした映像コンテンツについては特定の人だけを対象に公開する「プライベート・シェアリング」のほか、その映像を他のブログなどで見られるようにするタグとして書き出す機能が提供される。また、アップロードした静止画を組み合わせてBGM付き映像を生成する「x-Pict Story forアイビオ」といった機能もあり、デジカメユーザーでも楽しめる。
アップロード可能な動画ファイルの形式はmp4/m4v/mpeg/mpg/flv/3gp/3g2/wmv/avi/mov/qt/vob/rm。1ファイル150Mバイトまでの容量制限も設けられる。
著作権の保護と管理のため、サイトは24時間有人監視される。違法と見なされるコンテンツについては即時削除ないし公開停止可能な体制を整えるほか、運用ポリシーとしてコンテンツ製作者が、自由に権利範囲を指定できるクリエイティブ・コモンズが採用されている。
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