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» 2007年07月10日 20時00分 公開

“ソニー対キヤノン”再び。AVCHDカメラの最新2機種を比較する(前編)ビデオカメラレビュー「HDR-CX7」vs.「iVIS HR10」(1/3 ページ)

AVCHD規格を採用したビデオカメラのバリエーションが豊富になってきた。今回は、様々なAVCHD機をラインアップするソニーハンディカムから「HDR-CX7」を、対抗機としてキヤノン初のAVCHDカメラとなった「iVIS HR10」の2台を、あらゆる角度から比較してみたい。

[浅井研二,ITmedia]

メモリースティックPROデュオ記録で小型・軽量ボディを実現したソニー「HDR-CX7」

 家庭ユーザー向けHDVカメラの市場では、現行製品が実質的にキヤノン「iVIS HV10」「HV20」とソニー「HDR-HC7」しかなく、選択肢が非常に少ない状況だが、AVCHD規格を採用したビデオカメラのバリエーションは実に豊富といえる状況になってきた。なかでも、最も多くの製品を送り出しているのはソニーで、早くからDVD記録型やハードディスク記録型を取り揃えている。

 そして、つい先日リリースしたのが、記録メディアにメモリースティックPROデュオを採用した「HDR-CX7」だ。ソニーのAVCHDビデオカメラは、DVDタイプにしろHDDタイプにしろ、本体がいまいちコンパクトとはいえない製品ばかりだったが、「HDR-CX7」は使用時の本体サイズが幅69×高さ67×奥行き131ミリ、質量が約450グラムと、なかなかの小型・軽量に仕上がっている。

photo 記録メディアにメモリースティックPROデュオを採用し、本体を小型・軽量に収めたソニー「HDR-CX7」。実売価格は13万円前後

 SDカードを採用した松下電器産業のAVCHDカメラ「HDC-SD3」(幅74×高さ69×奥行き142ミリ、約490グラム)と比較すると、数値上ではさほど変わらないのだが、実際の感覚ではひと回りほどは違うように感じてしまうほどだ。また、小型ビデオカメラというと、ビクターEverioシリーズの初期モデル(記録メディアにマイクロドライブを採用したタイプ)あたりが思い浮かぶが、あそこまでには及ばないものの、感覚的にはかなり近いといえるだろう。

photo 自動開閉式のレンズカバーを内蔵。10倍の光学ズームを搭載し、イメージセンサには総画素数320万の1/2.9型クリアビッドCMOSを採用した。45度回転させた画素配列により、2848×1602相当の映像情報を処理しており、16:9動画撮影時の有効画素数は228万となる
photo ほかの多くのソニー製ビデオカメラと同様に、ダイヤル式の電源スイッチで動画/静止画撮影モードの切替を行う。ほとんどの操作は液晶モニタのタッチパネルを利用するため、ボタンやスイッチは比較的少ない

 レンズ周りがメタリック系素材で、ホールド時に右手が当たる底面の一部が滑り止め加工されていることを除くと、本体はほぼ全面が光沢ブラックで仕上げられている。質量が軽いこともあって、構えていて負担に感じる部分がほとんどなく、ストラップさえしっかり締めれば、片手での撮影も容易だ。

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