ソニーは9月4日、コンパクトデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-H3」を9月14日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
クラシカルなカメラらしい外観に35ミリ換算38〜380ミリの新開発光学10倍ズームレンズ(F3.5-4.4)を搭載、“ポケットの中に入る高倍率”をうたう。デジタルズーム「HDスマートズーム」を併用することで、17倍相当(35ミリ換算で646ミリ)までの超望遠も行える。あえて38ミリスタートと設定することで、より遠くを撮影できることを重視した。
撮像素子は有効810万画素 1/2.5型 Super HAD CCD。画像処理エンジンは「BIONZ」で、顔認識機能の「顔キメ」も搭載する。光学式手ブレ補正機能と、ISO3200までの高感度撮影機能という2つのブレ防止機能を備えており、望遠撮影時のブレを軽減する。
撮影モードには夜景や風景、スナップなどに加えて、動体予測機能を追加することでフォーカスが被写体の動きを追従・推測する「アドバンストスポーツ撮影モード」を新搭載した。同社春モデルから搭載されている、内蔵チップによるフルHDの静止画出力機能も備えている。
内蔵フラッシュの到達距離はワイド端14メートル/テレ端11.2メートル(最高ISO設定時)とクラス最高レベルで夜間の集合写真や室内イベントの撮影にも威力を発揮する。記録メディアはメモリースティック デュオ/PROデュオ/PRO-HG デュオで、約31Mバイトのメモリも内蔵する。MPEG-1による動画撮影機能も備える。
サイズは106(幅)×68.5(高さ)×47.5(奥行き)ミリ、約380グラム(撮影時重量)。カラーはブラックとシルバーの2色を用意。別売オプションのテレコン「VCL-DH1758」を利用することで光学17倍(テレ側646ミリ)、ワイコン「VCL-DH0758」を利用することでワイド端27ミリの広角撮影も可能となる。
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