ソニーは9月4日、コンパクトデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-T70」を9月21日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
同時発表された兄弟機種にあたる「DSC-T200」(関連記事)と同じく笑顔検出機能「スマイルシャッター」や1/2.5型810万画素 Super HAD CCDやフルHDの静止画出力機能、画像処理エンジン「BIONZ」、顔認識機能などの機能を搭載しながら、よりコンパクト化したモデル。
DSC-T200より一回り小柄なボディとなっているほか、光学レンズ倍率(DSC-T70は3倍、DSC-T200は5倍)やHDスマートズーム利用時の倍率(DSC-T70は5.1倍、DSC-T200は8.5倍)、背面液晶サイズ(DSC-T70は3型、DSC-T200は3.5型ワイド)などに違いがある。レンズはカール ツァイス“バリオ・テッサー”で、焦点距離は35ミリ換算で38〜114ミリ(F3.5-4.3)。
画像処理エンジンは「BIONZ」で、最大8人までの顔を自動的に検出し、ピント/露出/ホワイトバランス/色を自動調節する顔認識機能「顔キメ」も備える。ISO3200までの高感度撮影と光学式手ブレ補正機能も搭載する。DSC-T20/T100と同様に、内蔵チップによるフルHDの静止画出力機能も搭載する。
撮影可能枚数に関してはDSC-T70の方が勝っており(CIPA基準で約270枚、DSC-T200は約250枚)、ボディサイズも90(幅)×56.4(高さ)×20.7(厚さ)ミリ、約156グラム(撮影時重量)とDSC-T70の方が軽量だ。カラーバリエーションもDSC-T200がシルバー/レッド/ブラックの3色展開であるのに対して、DSC-T70はシルバー/ホワイト/ブラック/ピンクが用意される4色展開となっている。
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