ソニーは2月28日、デジタルカメラ“サイバーショット”の新製品「DSC-H7」を4月20日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
新製品は同時発表された他の3製品と(関連記事)と同じくフルHD静止画出力機能や顔認識機能、新画像処理エンジン「BIONZ」などを備えるが、最大の特徴は既存機種「DSC-H5」を上回る光学15倍(35ミリ換算31ミリ〜465ミリ)という高倍率レンズの搭載だ。
16:9モード(2メガ)で電子式ズームを併用すれば最大で約25倍(35ミリ換算775ミリ)の望遠が可能。オプションのテレコンレンズ「VCL-DH1771」を装着したうえで電子式ズームを利用すると望遠は最大約42倍(35ミリ換算1310ミリ)までアップできる。動画撮影中も光学15倍ズームは利用できる。
手ブレ補正機能については、DSC-H5の光学式手ブレ補正+高感度撮影の“ダブル手ブレ補正”を搭載するが、ISO感度は最高ISO3200まで高められており(DSC-H5は最高ISO1000)、スポーツ選手など動きの速い被写体もブレずに撮影できる。
CCDは1/2.5型830万画素「Super HAD CCD」。コンティニュアスAFの強化版ともいえる「アドバンストスポーツモード」を備えており、前後方向に動く被写体にもフォーカスをあわせやすい。内蔵フラッシュも強化されており、到達距離はワイド側で19メートル、テレ側で11.5メートル。
背面液晶は2.5インチで、MPEG-1による動画撮影も可能。記録メディアはメモリースティックDuo/PRO Duo。サイズは109.5(幅)×83.4(高さ)×85.7(奥行き)ミリ、514グラム(撮影時重量)。CIPA基準で約300枚。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | DSC-H7 |
---|---|
CCD | 1/2.5インチ 有効830万画素 |
レンズ | カール ツァイス「バリオ・テッサー」 |
ズーム | 光学15倍 |
焦点距離 | 5.2ミリ〜78ミリ(35ミリ換算:31ミリ〜465ミリ) |
ISO | オート/80/100/200/400/800/1600/3200 |
記録フォーマット | 静止画:JPEG/動画:MPEG-1 |
撮影モード(静止画) | 3264×2448/3264×2176/2592×1944/2048×1536/1920×1080/640×480 |
撮影モード(動画) | VXファインモード(640×480、30fps)/VXスタンダートモード(640×480、約17fps)/プレゼンテーション(320×240、約8fps) |
記録メディア | メモリースティックDuo/PRO Duo(内蔵メモリ約31Mバイト) |
背面液晶サイズ | 2.5インチ |
本体サイズ | 109.5(幅)×83.4(高さ)×85.7(奥行き)ミリ、514グラム(撮影時重量) |
撮影可能枚数 | 約300枚(CIPA基準) |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR