JBLの「Reference 510」は逆位相の音を人工的に発生させることでノイズを低減するアクティブノイズキャンセリング機構を採用。ヘッドフォンとしては耳をすっぽりと覆う密閉型ではなく、耳の上に載せるオンイヤータイプ。ヘッドフォンとノイズキャンセルユニットを別で用意することでスッキリとしたデザインとなっている。
コンパクトな外観だが、周囲の騒音を最大70%低減するノイズキャンセル能力を持つ。なお、ヘッドフォン部の重量は73グラムと軽量で、利用時の負担も少ない。ハウジング部の折り畳みも可能だ。電源には単四形乾電池1本を使用し、連続利用時間は約40時間となっている。
HP-NCX77はノイズキャンセリングヘッドフォンとしては少数派となる、カナル型イヤフォンを組み合わせた製品(正確にはノイズキャンセリングイヤフォンというべきか)。「ノイズキャンセルヘッドフォンは使いたいけれど、通勤電車でオーバーヘッドタイプは大げさで……」と感じる人にはお勧めの製品だ。
小さくても効果は本格的。同社の測定によれば周囲の雑音を約1/5に低減するという。単四形乾電池1本で駆動し、約70時間の利用が可能(アルカリ乾電池利用時)。ノイズキャンセリングユニットには、利用時でも車内アナウンスなどがクリアに聞き取れるモニター機能と音量調節機能も搭載されている。
カナル型イヤフォンとノイズキャンセリングユニットを別構成とした製品。同社は同タイプの製品として「MDR-NC11」を投入していたが、比較するとノイズキャンセリングユニットを小型化したほか、ノイズカット能力も高められ、周囲からの騒音を最大で約1/4に低減する能力を持つ。
イヤフォンにはMDR-EX90SLなどと同サイズとなる13.5ミリの大型ドライバーユニットを搭載しており、広帯域/広ダイナミックレンジを実現。ノイズキャンセリングユニットには、ワンボタンで再生中のサウンドをオフにし、周囲の音をキャッチできるモニター機能も搭載する。同社お得意のスタミナ性能も特徴。単四形乾電池1本で約50時間の連続利用が行える。
プロフェッショナル向け製品も多く手がけるドイツのゼンハイザーがラインアップするノイズキャンセルヘッドフォンがこの「PXC 300」。ヘッドフォンのタイプとしてはオンイヤータイプに属するが、ヨーロッパの香り漂う非常にスリムなデザインは独特の存在感を放つ。
ノイズキャンセル(同社の呼称は「NoiseGard」)ユニットは別体式で、電源となる単四形乾電池2本もユニットに収納する。周波数特性は8〜21500Hz。スリムなヘッドバンドを八の字にする折りたたみ機構も備えており、未使用時にはコンパクトに収納できる。パッケージには折りたたみ状態で収納できるキャリングケースも付属する。
同社といえば電池や光メディアの印象が強いが、ヴレソンをはじめ特徴あるオーディオ機器も世に送り出している。本製品はノイズカット能力こそ「最大約1/5に低減」(同社)とやや控えめだが、同クラス中では最軽量となる約150グラム(電池およびコード含む)を実現した軽快さが光る。
折りたたみ機能も備えるほか、イヤーパッドには低反発素材を利用することで、高い密閉性と快適な装着感を両立している。ドライバーはネオジウムマグネットを利用した30ミリ径を搭載しており、再生周波数帯域は20〜20000Hz。アルカリ単四形乾電池1本で、約30時間の利用が行える。カラーはブラックのみ。
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