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コラム
» 2007年09月25日 11時00分 公開

プロフェッサー JOEの「Gadget・ガジェット・がじぇっと!」:iPod時代に5年半ノーモデルチェンジのB&O BeoSound2を使う (1/3)

iPodニューモデルが発表された頃、元来へそ曲がりの筆者はデンマーク・Bang & Olufsen製のDAP「BeoSound2」を衝動買い。洗練された先進の機能デザインとハイクオリティなサウンド、そして他のDAPでは味わえない自己満足が最高だ。

[竹村譲,ITmedia]
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 丁度、この原稿を書き始めた9月22日のお昼にアップル社から「iPod Touchの出荷を開始した」というメールが届いた。初代iPodからまだ手元に届かない注文中のiPod Touchまで、ほぼ全てのiPodを使ってきた。常に自分の持つCDライブラリーを全て持ち歩こうなどとは思わない筆者にとって、昨今の2000曲以上入る大容量iPodはまさに猫に小判状態だ。

 iPhoneに続き、大量のiPodニューモデルラインが発表され、多くのメディアがiPod一色になり、周囲からも予約したとの声が多く聞かれ出した頃、元来へそ曲がりの筆者は、以前から興味はあったが、何故か購入にまで至らなかったデンマーク・Bang & Olufsen(バング・アンド・オルフセン)製のDAPである「BeoSound2」(ベオサウンド・トゥー)を表参道にあるB&Oショップで衝動買いした。B&O社の商品を購入するのは、BeoSound9000、BeoSound1に続いて久しぶりだった。

 世界中、メーカーを問わず、既に容量8GバイトクラスのスニークなデザインのDAPの最新モデルが2万円台で発売されるご時世に、このデンマーク製のDAPキング「BeoSound2」は0(ゼロ)Mバイトで価格が税込み7万7700円だ。ちゃちなオマケでは無く、真面目に作られた「A8」と呼ばれる定価1万5750円のインイヤー・ヘッドフォンが付属するとは言え、まだまだ本体価格は6万円を大きく超えている。


photo ステンレスの外装は、同様のステーショナリーや鞄との組み合わせが最高だ

 現在、Web上のアップルストアでは8Gバイトのニューnanoが2万3800円、同じく8GバイトのiPod Touchが3万6800円で販売されている。単純に価格の比較だけなら、BeoSound2はトレンドのDAPに比べて約2.1倍〜3.2倍も高価なのだ。おまけにBeoSound2は、今日現在でも最大2GバイトのSDカードにしか対応出来ていない。そしてSDカード(2Gバイト で3000円前後)は別途購入する必要がある。アップル社の基準だと2Gバイトは約500曲収録できることになる。

 5年半前の発売当初は128MBのSDカードが付属されて発売されていた。テクノロジー市場環境の変化から、SDカードはオプションとなり、内部ROMのアップデートにより2Gバイトまでの容量に対応した。BeoSound2は、昨今ではごく低価格のDAPでも搭載している液晶表示機構やLEDインディケータすら搭載していない。実際のBeoSound2を手にせずに、カタログスペックだけを眺めれば、9800円のiPod Shuffleとほぼ同じ様に見えてしまう。

 WindowsパソコンからBeoSound2への音楽データの転送は「BeoPlayer」という専用ソフトウエアをPCに導入することで実現する。MacintoshユーザならiTunesを使用する。Windows Media Playerのコア部分を利用するUI的なBeoPlayerはCDから音楽データのリッピングを行い、ライブラリーの管理、BeoSound2への転送までを一貫して行えるユニークなユーザーインタフェースを提供するソフトウエアだ。音楽データ以外にグラフィックデータのライブラリー管理等も可能だ。

photophoto BeoPlayerをインストールするとUSBケーブル経由でBeoSound2と接続できる(左)BeoPlayerではCDのデジタルデータ変換でクオリティを選択してリッピングできる(右)
photophoto PC上のBeoPlayerではHDD上の音楽データ(MP3.WMA)をBeoSound2にドラッグ&ドロップでコピー転送できる(左)BeoPlayerでは音楽データ以外にデジカメ写真などのグラフィックデータを管理可能だ(右)
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