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「バックライトはリアプロです」――日立ブースCEATEC JAPAN 2007(2/2 ページ)

» 2007年10月02日 19時34分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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photo 裸眼で立体的な映像を視聴できるモニター

 高コントラストハイブリッドモニターの横には、同じ技術を使った立体テレビが展示されていた。こちらは液晶表面とプロジェクター投写面のズレを利用し、背景とオブジェクトの間に物理的な奥行きを持たせたもの。CADデータなどZ軸情報を持つ映像信号を入力すれば、裸眼立体視が可能になる。ゲーム機などへの応用を検討中だ。

 「iVポケット」を推し進める日立だけに、ブースではiVDRの応用製品も目立った。たとえば「iVDR-S Card」は、カーナビなどモバイル機器用に向けて規格化を進めている6〜7ミリ厚の薄いリムーバブルメディア。2008年の半ばに登場する見込みだ。

photophoto iVDR-Sに録画できる地上/BS/CS110 デジタルチューナー「IV-R1000」(左)とiVDR S Card(右)

 厚さ以外は既存のiVDR miniに準じており、専用のアダプタを使ってiVDR miniのスロットに挿入することができる。中は1.8インチのHDDで、iVDR miniと同等の耐衝撃性を確保するという。

photophoto iVDR S Card搭載のカムコーダーとカーナビ
iVDRポータブルプレーヤー
photophoto 今年の「International CES」にも出品していた「多層BD対応光ディスク装置」。4層のBlu-ray Discをスムーズに移動し、読み書きできるドライブだ。CESの時と異なるのは、1層目から3層目などレイヤーを跨いだ移動が可能になったこと。「たとえば、BD-ROM再生時のチャプター移動が素早く行える」(同社)

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