高コントラストハイブリッドモニターの横には、同じ技術を使った立体テレビが展示されていた。こちらは液晶表面とプロジェクター投写面のズレを利用し、背景とオブジェクトの間に物理的な奥行きを持たせたもの。CADデータなどZ軸情報を持つ映像信号を入力すれば、裸眼立体視が可能になる。ゲーム機などへの応用を検討中だ。
「iVポケット」を推し進める日立だけに、ブースではiVDRの応用製品も目立った。たとえば「iVDR-S Card」は、カーナビなどモバイル機器用に向けて規格化を進めている6〜7ミリ厚の薄いリムーバブルメディア。2008年の半ばに登場する見込みだ。
厚さ以外は既存のiVDR miniに準じており、専用のアダプタを使ってiVDR miniのスロットに挿入することができる。中は1.8インチのHDDで、iVDR miniと同等の耐衝撃性を確保するという。

今年の「International CES」にも出品していた「多層BD対応光ディスク装置」。4層のBlu-ray Discをスムーズに移動し、読み書きできるドライブだ。CESの時と異なるのは、1層目から3層目などレイヤーを跨いだ移動が可能になったこと。「たとえば、BD-ROM再生時のチャプター移動が素早く行える」(同社)
CEATEC JAPAN、開幕
日立、iVポケット装備のデジタルチューナーユニット
HDD+BDのハイブリッドも――日立、世界初のBDビデオカメラ発売Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR