マイタックジャパンのブースには、ポータブルナビゲーションシステム“Mio DigiWalker”(ミオ デジウォーカー)シリーズがズラリ。注目は、2007年9月から販売を開始したワンセグチューナー搭載モデル「C523/C525」だ。
この2モデルの違いは搭載するナビゲーションシステムで、C523はカーナビ機能を重視してレーンガイド機能などを搭載したものを、C525は自転車や歩きでの移動用に詳細な地図情報が見られるものを採用している。どちらも2Gバイトのメモリを本体に内蔵し、音楽再生やワンセグ放送の録画が可能だ。
また個性的なのはキャプチャー機能も備えているところ。「例えば車での移動中、助手席にいる人がワンセグ放送を見ていて、ぱっとお店情報や電話番号が出たとします。その時に画面をキャプチャーすれば、すぐナビで調べることもできて便利です」(同社営業一部・中村一人氏)。またナビゲーションを行ないながら、画面の端にワンセグ放送を映すことも可能で、画面の大きさも大/小に調節できる。
操作はタッチパネルで行い、料理の種類から店舗を検索したり、コンビニ別の検索機能が付いていたりと、ガイドブックの代わりとしても利用できる。現在では携帯電話のナビゲーションシステムを利用する人が少なくないが「通信料がかからず充実したガイドをおこなってくれる利点がミオ デジウォーカーにはある」(中村氏)。
ブースには欧米で販売を展開している日本未発売モデルも展示されていた。年内の導入を目指している「P560」は、2006年から発売している「P350」を進化させたモデルで、OSに「Windows Mobile 6」を搭載している。正式なスペックはまだ検討中とのことだが、Wi-Fiやbluetoothにも対応するという。200万画素のデジタルカメラ機能を備えた「C720」も展示されており、来場者の反応を見て国内展開を検討していくとした。
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