ITmedia NEWS >
レビュー
» 2007年10月09日 08時30分 公開

フルHD対応の小型デジタル“ビデオ”カメラ――Xacti DMX-HD1000レビュー(5/6 ページ)

[荻窪圭,ITmedia]

フルHDカメラとしては小型軽量

 つまるところ、ひとまわり大きくなり、中味もデジカメからデジタルビデオカメラに大きく舵を切ったのがHD1000。フルHDの動画は美しいし、720pの動画クオリティも高い。残念なのは静止画の画質が本職のデジカメに比べるとやや劣る点と、光学式手ブレ補正を備えないことだ。静止画撮影時にも電子式手ブレ補正が有効化されているが、やはり効果を考えると光学式には劣る。

 ただ一気に映像重視のフルHDへ移行したため、従来のVGAクラスのXactiとの間にちょっと性能差ができてしまった。

 そんな中、9月26日に「DMX-HD700」(以下、HD700)が発表された。従来機のHDモデルと、スタンダードなXactiのちょうど間に入るようなモデルだ。レンズこそ5倍ズームにとどまったが、700万画素のCCDを搭載し、1280×720で30fpsのH.264形式のMP4動画を撮れる。編集までを考えるパソコンユーザーとの親和性はこちらの方がいいかもしれない。

 ともあれこれで1080iのHD1000、720pのHD700、SDの「DMX-CG65」(以下、CG65)(&防水の「DMX-CA65」)と動画のクオリティで3つのラインアップができた。どれもH.264で圧縮率が高いわりに画質はいい。

 ほとんど動画がメインでデジタルビデオカメラとして使いたい人はHD1000を選んでいいだろう。720pでいいからパソコンとの親和性や気軽さを重視したい人はHD700、機動力がメインで動画はVGAでOKという人はCG65と選ぶことができるようになった。いつのまにかラインアップが充実していたのである。

作例(1)

ワイド端(左)とテレ端で(右)。レンズが明るいこともあり、晴れているときは手ブレ補正がなくても十分使える
里神楽の舞台を70ミリ相当で。レンズが明るいおかげで、ワイド端に近いときは多少くらいところでもISO感度をさほど上げずに撮れるのがよい。これは1/60秒でISO84
マクロモードで撮影
+1の露出補正をかけてマクロモードで撮影。レンズが明るいので室内でも撮りやすい。ただ、室内のように光量が少ない場所だと色がちょっとくすみ気味
同じカットを4:3(左)と16:9(右)で。16:9だと上下がトリミングされるが、動画が16:9なので、16:9モードを常用しても楽しいかも
16:9のモードで望遠端で撮影。望遠端でのクオリティはちょっと落ちるか
中望遠くらいで白いバイクを。露出はしっかり合っていて雰囲気は出てる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.