タカラトミーは10月10日、販売店向けの商談会を開催し、年末年始にかけて発売する新製品を披露した。今回も気になった新商品をピックアップしてみよう。
まずは「エアロアールシー」の新シリーズ「ドリフトパッケージ ライト」だ。ドリフトするラジコンカーといえば、ヨコモの「DRIFT PACKAGE」が有名だが、組み立てキットで2万円台半ばと少々ハードルが高い。そこでタカラトミーとヨコモが協力し、低価格でシンプルなドリフトマシンを企画したという。
コンパクトなボディサイズ、そして「10分で完成する」(同社)という簡単組み立てはエアロアールシーと同じ。しかし新開発のシャーシは、コントローラを回すだけで後輪が滑り出し、迫力のドリフトシーンを演出してくれる。
「シャーシは四駆にして、モーターをパワーアップ。タイヤは“八の字”に調整し、後輪を滑りやすいプラスチック製に変えてあります。誰でも簡単にドリフトを楽しめる仕様になりました」(タカラトミー)。
「ドリフトパッケージ ライト」は、2008年1月発売予定。ボディは、AE86レビン、180SX、FD3S(RX-7)、R34(スカイラインGT-R)の4種類があり、価格は各3150円だ。また3月にはスペシャルバージョンとして、レビンとFD3Sの「D1仕様」(各4200円)を追加する。
なお、上記のようにシャーシサイズはエアロアールシーの一部車種と共通のため、他車のボディを流用してカスタマイズすることもできる。「ドリフトするパトカーも作れます」(同社)。パトカーとドリフト競争というのも楽しそうだ。
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