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液晶付き専用機でゲームも バンダイ、ICチップ内蔵カプセル玩具

» 2007年10月15日 20時55分 公開
[ITmedia]

 バンダイは、ICチップ内蔵のカプセル玩具「データップ」を11月下旬に発売する。第1弾はSDガンダムのフィギュアで、内蔵されたデータを専用ゲーム機で読み取ればアクションゲームが楽しめる。

画像 SDガンダムのデータップ(中央下)のサイズは4センチ。データップステーション(右)はバンダイナムコゲームスと共同開発。サイズは130(高さ)×28(幅)×55(奥行き)センチ (c)創通・サンライズ (c)創通・サンライズ・毎日放送 (c)BANDAI 2007

 データップは非接触型ICチップを内蔵したフィギュアなどのカプセル玩具。データップ自動販売機と一体となった専用ゲーム機「データップステーション」にかざすとデータを読み取り、ゲームが始まる仕組みだ。

 第1弾はSDガンダムのフィギュアを使ってアクションゲームができる「データップ SDガンダムガシャポンバトル パート1」。フィギュアは20種類あり、価格は200円。


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画像 データップを動かして攻撃する。

 データップステーションでデータを読み取ると、フィギュアと同じキャラクターがゲーム画面に登場。データップステーションのコントロールパネル上でフィギュアを動かすと、敵の攻撃をかわしたり、敵を倒したりできる。同時にフィギュアを3体までエントリーして、ゲームオーバーしそうなものと交代させたり、必殺技を出すといったこともできる。プレイ時間は約5分。

 ゲームを開始する場合、そのつど未使用のデータップが1体必要。1度使ったデータップはスタートには使えないが、成長させることができるようになっている。

 発売から1年で10億円の売り上げを目指す。

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