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第84回 日常風景と素顔の関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/3 ページ)

» 2007年11月08日 13時35分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

おうちでくつろいだ姿を何気なく

 家では普段着でくつろいだ姿を。カメラ目線のすました顔より、テレビを見て笑ってる自然な笑顔の方があとで見返したとき楽しかったりするもの。日常の笑顔こそ残しておくべきと、カメラはいつも使えるようにしておくべし。


 というわけでぼーっとテレビを観ているところを何気なく。部屋の中が写りまくってるけど、これは考え方次第。そのときの部屋の様子も一緒に切り取ることに意味があると思ってもいいし、逆に、部屋の中まで写ってると他人に見せられないなあと思ったら、望遠で寄ってもいい。


 望遠で寄ってみた。ちなみに室内は暗いので1/13秒とシャッタースピードは遅い。実は小型の三脚を使ってる。広角なら多少暗くても手ブレ補正付デジカメならなんとかなるが、望遠だとやはりブレやすいので、邪魔にならない安い三脚を部屋の隅にでも置いておいて、いつでも出せるようにしておくのもいいかも。

いつの間にかソファに寝ころんでテレビを観てたので(左)、近寄ってちょっとちょっかいを(右)

 手持ちで撮ったので手ブレしてるけど、こういう楽しげな写真は少しくらいブレていた方が臨場感があってよいです。さらにマクロモードで近づいてネイルをパチリ。


 次は真剣にパソコンをいじってるところを。

実はYouTubeを観てたらしいけど

 シャッタースピードが遅いので、右手がすごく動いてるのが分かる。かなり手慣れた指先でありました。

 パソコンに向かってる顔を撮ると、実は青白くなりやすい。

ホワイト「バランスオート」(左)、ホワイトバランス「太陽光」(右)

 モニターからの光が顔に当たって反射しちゃうから。特に青白い画面だと顔も青白くなる。そういうときはホワイトバランスを太陽光などにしてやると顔色はよくなる。

 でも青白い方が真剣に何かやってるという感じで雰囲気は出てるかも。その辺はお好みで。

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