(C) 2007「天然コケッコー」製作委員会 |
くらもちふさこの人気コミックを映画化した「天然コケッコー」が、12月21日に特別版としてDVDリリースされる。
初回生産分のみ特典ディスク付きの2枚組。本編ディスクにはくるりの主題歌「言葉はさんかく こころは四角」プロモーションビデオと予告編・TVスポット集を、特典ディスクには、脚本家・渡辺あやが監督したメイキング映像「Making of 天然コケッコー」、未公開シーン集、トーク集(夏帆&岡田将生/夏川結衣&佐藤浩市/山下敦弘監督&くるり、 レイ・ハラカミ&渡辺あや)、完成披露試写舞台挨拶や初日舞台挨拶などを追ったイベント映像集を収録。また、初回版にはフォトギャラリーや原作者インタビューなどが楽しめるフォトブックも封入される。
島根県の山間部にある過疎地の分校。全校生徒は中2の姉そよと小6の弟、中1の女子2人に小2と小1の女子のたった6人である。ここに、ある日、東京からハンサムな中2の男子・広海が転校してきたから、さぁ大変。初めてできた同級生との学校生活に期待を膨らませ、広海に親切に接するそよ。ところが、広海は結構屈折していて……。
主人公のそよと広海が高校に入学するまでを、子供たちの成長とそれぞれの家族の姿、四季の移ろいを交えて、ゆっくりじっくりと描く。
監督は「リンダリンダリンダ」の山下敦弘。脚本は「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の渡辺あや。
主演は“三井のリハウス”のCM出身で、「ケータイ刑事」シリーズのヒロインを演じたほか、キャノンのCMでは山田優、蒼井優と姉妹役を演じている夏帆。彼女はもちろん、子役たちのナチュラルで達者な演技に脱帽だ。
淡い初恋に夏祭り、修学旅行などなど、何の変哲もない日常だが、次第にそのゆったりしたペースが心地よくなってきて、幼いころの自分を思い出し、一瞬だけど純粋になれる、そんな温もりに満ちた作品。ユーモアあり、胸キュンの青春あり、ラストには目頭が熱くなる感動も。
のんびりした時間と豊かな自然に包まれてみませんか?せわしなさがピークを迎える年末だからこそ、ゆとりも必要ですよ!
関連サイト:
http://www.tenkoke.com/(公式サイト)
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