マイボイスコムは12月14日、薄型テレビについての調査結果を発表した。薄型テレビの所有率は40%に近づいていており、現在所有してない人のうち26%が「3年以内には購入したい」と回答している。
調査は同社の運営するリサーチコミュニティ「MyVoice」登録者を対象に行われ、回答者数は1万9700人。調査期間は11月1日から5日。
薄型テレビを所有していると回答した人(37%)の内訳を見ると、液晶テレビが31%、プラズマテレビが6.4%。所有していない人も、購入予定を半年以内(5.1%)/1年以内(8%)/2〜3年以内(12%)/時期は未定だが購入したい(42%)と回答しており、購入に対する意欲は高いといえる。
購入したいテレビの種類は液晶テレビ(63.1%)が圧倒的で、プラズマテレビ(29.9%)やリアプロジェクションテレビ(2.5%)、その他(4.7%)を引き離す。購入を検討したいブランドはシャープ/AQUOSが52.4%でトップ。以下にパナソニック/VIERA(32.7%)、ソニー/BRAVIA(30.5%)、東芝/REGZA(16.8%)、日立製作所/Wooo(14.4%)、パイオニア/KURO(5.5)と続く。ただ、分からない(28.2%)というの回答比率の高さも目立つ。
購入時に重視するのは「価格」(61.4%)、「画質のよさ」(57.4%)の2つが突出しており、「消費電力」(21.3%)や「デザイン・色」(18.2%)「ブランド」(16.8%)、「薄さ」(21%)は価格・画質に比べると重視されていないようだ。
12月に販売が開始された有機ELテレビについても調査された。57.7%が「魅力を感じる」と回答するものの、「魅力的ではあるが購入したいとは思わない」が41.1%であり、実機を見に行き購入を考えたい」と実際の購入まで検討を進めたいと回答したのは16.4%にとどまっている。
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