日本ビクターの米国法人であるJVC Company of Americaは、「2008 International CES」に合わせてラスベガス市内にあるホテルで新製品内覧会を催した。液晶テレビ関連の新製品は別記事で紹介したが、HDD搭載カムコーダー「Everio」もバラエティに富んだラインアップを披露していた。
まずは、総画素数738万の1/2.5インチCCDを搭載した上位モデル「GZ-MG740」。初の1.3インチHDD(40Gバイト)を内蔵し、従来機に比べ約11%の小型化に成功した。HDD容量が30Gバイトとなる姉妹機「GZ-MG730」もラインアップしている。
CCDが大型化したことで、撮影時の感度が向上。ノイズの少ないクリアな映像を実現したという。静止画撮影もスチルカメラに匹敵する700万画素(3072×2304ピクセル)記録が可能になった。
「Laser Touch Operation」と呼ばれる新しいユーザーインタフェースも特徴だ。液晶ディスプレイを開くと、画面の左に縦長のタッチセンサーを装備しており、指をスライドさせると画面がスクロールする仕組みだ。ただし日本での販売は未定だ。
「GZ-MG330」は、従来通りの1.8インチHDD(容量は30Gバイト)を搭載しながら、本体をスリム&軽量化したコンパクトムービー。主に女性層をターゲットにしており、日本時間の1月9日には国内モデルが発表されている(関連記事)。
ただ、北米版にはクレードルが付属せず、カラーバリエーションも「ダイヤモンドシルバー」など国内とは若干ながら仕様が異なるもよう。クレードル付きのモデルは「GZ-MG365」という型番で別途用意されていた。
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