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第88回 冬と野鳥の関係今日から始めるデジカメ撮影術(4/5 ページ)

» 2008年01月10日 02時56分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

海辺の鳥

 最後は海辺の鳥。海辺でよく見る鳥といえば、カモメ系だ。

 ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、ウミネコとどれも白いので区別は付きづらいのだが種類はいろいろといる。

 水面でぷかぷか浮いてたり、海岸をてくてく歩いてると撮りやすいのでその辺から。

水面をたゆたっていたセグロカモメ(オオセグロカモメかも)。遠かったのでトリミングしてある。

 冬の晴天下で注意したいのは日差しの方向。

逆光のウミネコ。顔がかなり怖い。海岸をのんびり散歩してた(左)。そっと場所を移動して、日差しがあたる方向から撮影。日差しがあたると目の色もよく分かる(右)

 逆光と順光では写りが全然違う。順光の方が顔がよく見えてよい。そしてシャッタースピードはできるだけ速く。そうすると背景もボケるし、決定的瞬間も撮りやすい。

いきなりブルっと震えたので思わず撮影。身体をひねってくちばしから何か出してます(ツバ?)。高速シャッターならではの写真。

 さていよいよ飛んでる写真。

 大事なのは頑張ってレンズで追うこと。飛んでる鳥を追うのは大変難しいけれども、ある程度直線的に飛んでたら撮れないこともない。

 無理に望遠でアップで、と思わないで、あとで多少トリミングしてごまかすことも考えてよいと思う。

飛んでる鳥はピントが大変。背景にあっちゃいやすいからだ。これは背景の波にピントがあっちゃった例(左)。何枚も挑戦して、やっとピントのあっている写真を撮れた(右)

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