米Appleは1月15日、同社のセットトップボックスであるApple TVの無償アップグレードと価格引き下げを発表した。
ファームウェアのアップグレードは2週間以内に、無償で提供される。このアップグレードにより、米国のiTunes Storeで始まる映画レンタルサービス「iTunes Movie Rentals」に対応する。
Apple TVのハードウェア構成自体は変わらないが、40Gバイトモデルの価格が従来の299ドルから229ドルに引き下げられた。160Gバイトモデルも同様に399ドルから329ドルに値下げ。日本のAppleStoreでの新価格は3万6800円/4万9800円。
Apple TVユーザーは、PCやMacのiTunes画面からでなく、テレビに接続されたApple TVのメニューから1000タイトル以上の映画から見たいものを選び、レンタルすることができる。HDビデオと5.1 Dolby Digitalサラウンドに対応。レンタル価格は2.99ドル(旧作)と3.99ドル(新作)。HD版はそれぞれ1ドルずつ高く設定されている。
Apple TVには、オンライン写真サービスのFlickrや.Macのフォトギャラリーに保存してある写真をスライドショウにする機能が追加されている。
また、楽曲やポッドキャストは、従来ではPCおよびMac側のiTunesで購入・購読し、転送を設定する必要があったが、今回のアップグレードで、Apple TVから直接購入・購読が可能になった。
なお、国内向けにもソフトウェアアップグレード情報が公開されたが、映画レンタルサービスに関する記載はない。
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