キヤノンが新発売する一眼レフデジカメ「キヤノン EOS Kiss X2」。販売開始は3月下旬の予定だが、一足先にβ機を入手できたので、既存モデルのEOS Kiss Digital Xとの外観比較を中心に製品を紹介する。なお、製品レビューについてはまた別の機会に掲載する予定だ。
キヤノン EOS Kiss X2(以下Kiss X2)はEOS Kiss Digital X(以下Kiss X)の後継ではなく、上位機種と位置づけられる製品。撮像素子はKiss Xの有効1010万画素CMOSから約1220万画素CMOSへと高画素化が図られたほか、画像処理エンジンにDIGIC IIIを搭載することで最高約3.5コマ/秒・連続約53枚の連写性能も備えている。
Kiss Xと見比べた際、最も大きな違いは背面液晶のサイズ。Kiss Xの2.5型から3.0型へ大型化され、それに伴い、Kiss Xでは液晶左側に配置されていた「DSIP」「MENU」「再生」などのボタン配置も見直されている。
ボタン類ではISO感度調整ボタンの新設が目を引く。Kiss XではISO感度を変更する際、メニューボタンから項目を呼び出す必要があったが、Kiss X2では新設されたボタンを用いることでワンアクションでISO感度が変更できる。
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