ITmedia NEWS >

野菜を食べてメタボを防げ! イワタニ「あっとスライス通」橘十徳の「自腹ですがなにか?」第23回(1/2 ページ)

» 2008年02月19日 01時00分 公開
[橘十徳,ITmedia]

 電動スライサーの定番商品といえば、なんと言っても岩谷産業の「あっとスライス」が有名だ。昨年秋に、このシリーズの新機種「あっとスライス通」が発売された。野菜の投入口が広くなったり、スライスした野菜を受ける容器がスライド式に変更されたりと、細かい部分が改良されて従来よりも使いやすくなったこの機種について、今回はじっくりご紹介しよう。

photo 岩谷産業の「あっとスライス通」。意外と多くのパーツで構成されている

使いやすく進化した定番の電動スライサー

 気温が低くなるとカロリーの消費量が多くなるせいか、最近妙に食欲がある。しかし調子に乗って食べ過ぎると、たちまちメタボリック体型になってしまうので要注意だ。こういうときはやはり、ローカロリーの野菜で腹を満たすに限る。

 中でもキャベツの千切りは重宝する。食事の前に必ずキャベツの千切りを食べる習慣を付けるだけで食べ過ぎを防げるし、間食をしたくなったときにもこれを食べれば食欲が収まる。ただしキャベツの千切りというのは、作るのに意外と手間がかかるものだ。忙しい毎日の中で定期的に食べようと思ったら、やはり電動スライサーに頼るのが賢いだろう。そこで購入したのが、今回の「あっとスライス通(型番:IFP-60A)」だ。

 この機種が発売されたのは昨年の9月。従来機種の「IFP-45A」に比べて、新機種はさまざまなマイナーチェンジが施されて、さらに使いやすくなっている。実は「IFP-45A」も継続販売されているのだが、個人的にはこういうキッチン用品というのは毎日使うものだから、多少余分にお金を払っても使い勝手に優れている方を選びたいと思う。というわけで、さっそく楽天市場の某店にて送料込み7480円で購入した。

細かな改良で使い勝手がアップ

 電動スライサーというのは、野菜をスライスするための電動モーターが内蔵された本体に加えて、野菜の押し込み棒や投入口の付いたフレームカバー、刃の付いたカッタープレートやおろしプレート、そして処理した野菜を収納する受け容器と、けっこう多くの部品で構成されている。「IFP-60A」が従来機種に比べて改良された点は、なんといっても野菜の投入口が広がったことだ。投入口が広がれば一度に処理できる量が増えるので、キャベツの千切りなどを大量にストックしておきたい場合などには便利だ。

 また、スライスした野菜を受ける容器も、従来は上からフタを被せるような方式だったのが、スライド式トレーになって取り出しやすくなった。これならフレームカバーを被せたまま野菜を取り出せるので、連続して大量の野菜を処理するような場合に便利だ。さらに、プレート類には抗菌効果のある銀イオンが配合されて清潔度を高めたという。

photophoto 受け容器はスライド式になった(左)。プレートを受け容器にセット(右)

 ちなみにプレート類はカッタープレートとおろしプレート、そしてカッタープレートに装着するスライスプレート、千切りプレート(小)、千切りプレート(大)と、さまざまな種類が添付されている。この中で、千切りプレートの小と大が従来は同色だったのが、オレンジと黄に色分けされて見分けやすくなった。このように、機器の使い方などについては従来機種と大きな変更はないものの、随所で細かい改良が図られている。

photophoto スライスプレートと千切りプレートの大と小(左)。3つのパーツから成る押込棒(右)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.