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» 2008年02月28日 08時30分 公開

今日から始めるデジカメ撮影術:第91回 スポーツとタイミングの関係 (2/3)

[荻窪圭,ITmedia]

 暗くなってきたらまあしょうがない。

ISO500で1/60秒(左)、ISO800で1/160秒(右)

 感度を上げつつ、無理に望遠にしないで(望遠にすると絞り値が変化してシャッタースピードが落ちる)雰囲気を撮ろう。ISO感度を上げるとシャッタースピードも上がるけど、どうしても左の写真のようにノイズが増えて絵が荒れてしまう。

 難しいところである。

 あとはタイミング。早からず遅からず、自分の反射神経とカメラのシャッタータイムラグのバランスのいいところを見つけて、どのタイミングで押せばいいタイミングでとれるかを早めに見つけよう。これはもう撮る人のクセとカメラのマッチングの問題なのでなんともいえない。

このくらいのタイミングで撮れると一番いい。これより遅いとボールが消えちゃうし、早いと足が上がってなくて迫力に欠ける

 使って欲しいのが縦位置。縦位置だと全身をちゃんと撮れるからである。


一眼レフではバシバシ撮ろう

 もしデジタル一眼レフを持っているなら、そちらを使うべし。何しろコンパクトデジカメに比べて「AFが格段に早い」「連写が早い」「感度を上げても画質があまり落ちない」からである。

 まずAF。コンパクトデジカメは撮像素子に写っている映像を解析してピントをあわせる場所を決めている。しかし一眼レフは、内部に「AF専用センサー」を持っているため、AFがきくポイントが限られる(5点AFという場合は、5カ所にあるということ)けれど、その分だけAFが高速なのだ。特にAF用モーターを内蔵しているレンズを使うとより速い(キヤノンのレンズはみなそう。ニコンの場合D40でAFの使えるレンズが該当。ペンタックスやソニーはボディ内モーターが主流でモーター内蔵レンズは少数)。

 一眼レフは被写界深度が浅いのでより正確なAFが必要であるが、AFが速いのであまり問題にならないのだ。コンティニアスAF(常時ピントをあわせ続ける)にして、連写をオンにして撮るのがお薦め。

ゴール前、フェイントでタイミングをはずされた瞬間

 連写がきくというのはスポーツにはありがたい。

 被写界深度が浅いので背景がぼけやすいのもいい。

 さらに多少暗くてもISO感度を上げられる。デジタル一眼レフでもISO感度を上げると画質は劣化するけれども、少なくともコンパクトデジカメの倍はOKと思っていい。

ISO1600で1/125秒

 ISO1600でもこのくらいは撮れるのである。

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