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みんなが笑顔になるデジカメ――サイバーショット「DSC-W170」レビュー(5/6 ページ)

» 2008年03月06日 08時30分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

おまかせシーン認識アドバンスと夜景

おまかせシーン認識アドバンスが便利なのは逆光と夜景。夜景時はブレ防止を優先する高感度での写真と、画質を優先するスローシャッターの写真の2枚を撮るので、ブレてなければ左写真(ISO100)を、ブレてたら右の写真(ISO800)を使えばいい。この場合は「三脚付夜景」と判断されたため、右の写真は「ISO100で2秒」というスローシャッター写真となった。1枚目はISO800で1/8秒である
同じくおまかせシーン認識アドバンスの夜景で、高感度の方。シャッタースピードは1/8秒を最低とし、あとはISO感度で調整するようだ。このシーンではISO3200となった。ISO3200だとさすがに絵が荒れるのでブレないことを優先したいときのみに

一般的な作例

 ここの作例はすべて「D-Rプラス」で撮影したものである。

水の散布によって現れた虹。1/250秒 F10 ISO100
28ミリ相当の広角なので風景を撮るときによい。D-Rプラスにすると暗部もツブレずに済む。1/200秒 F8 ISO100
梅の花をワイド端で撮影。自動的にマクロの距離までピントが合うのは便利。マクロ時の撮影最短距離がもうちょっと短いとうれしい。1/250秒 F8 ISO100
56ミリ相当で白梅をバックに紅梅を撮影。プラグラムAEにおいて露出が1/100秒 F10.0となったが、コンパクトデジカメにおいてはシャッタースピードの上限ギリギリまで絞り開放のままにすべきではないかと思う。1/100秒 F10.0 ISO100
ワイド端で梅の枝を撮影。140ミリ相当まで望遠側を伸ばせるのは便利。1/250秒 F5.2 ISO100
ワイド端で、夕日を背中にあびる猫を逆光で。D-Rプラスのおかげで猫の顔も逆光ながらぎりぎりつブレずにすんだ。さすがにゴーストが出てるけど。1/250秒 F3.3 ISO100

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