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» 2008年03月19日 15時25分 公開

薄型テレビに合う一体型サラウンド特集:手軽さを絵に描いたような軽量システム、デノン「DHT-S5」 (2/3)

[野村ケンジ,ITmedia]

 サラウンド機能に関しては、Dolby Pro Logic II、Dolby Digital、DTS、AACという4フォーマットに対応。サラウンド、もしくはステレオの音声を、ムービー/ミュージック/ステレオ/ニュースという4モードを切り替えて楽しむという、シンプルな操作方法となっている。詳細なカスタマイズはできないが、そのぶん誰でも簡単に操作が行えるようになっている。こういった製品には、重要なポイントだ。このほか、小さな音量でサラウンドを楽しめる「ナイトモード」や、低音をさらに増強させる重低音機能も搭載されている。

ユーザビリティーチェック

 実際の設置は拍子抜けするくらい簡単だった。5.1キロという重さはテレビ台へはもちろん、壁掛けさえも1人で可能。まさに手軽さを絵に描いたように製品だ。

photophoto 本体操作は電源のオン/スタンバイのみというシンプルな構成(左)。ネットを透かしてボリュームや入力等が赤い文字で浮かび上がる。なかなか洒落た演出だ(右)

 いっぽうの配線もシンプルでラクチン。テレビと今回プレーヤーとして使用したPS3とを光デジタルケーブルで接続するだけで終わり。あとはテレビとプレイステーション3をHDMI端子で繋ぐだけ。AVに詳しくない人でも、まず迷うことはないだろう。

photo 意外に便利に感じた高さ22ミリの「フット」。置き場所の自由度が上がるばかりか、その下にインシュレーターなどの処理をすれば音質的にも効果を発揮しそう

 付属品として、22ミリ高さを上げられる「フット」が付属しているのもポイント。これを利用することで、フラットディスプレイをスタンドで使用している(同じ高さに置く)場合はフットなし、1段下のトレーに置く場合はフットを付けてという具合に、設置場所の自由度もさらに高まるはずだ。

 事前の音響設定に関しては、部屋のサイズを指定するだけでいい。6畳、10畳、15畳の3タイプから選択する。こちらも迷うことはない。

 実際に操作を始めると、リモコンの便利さを実感する。他社製品がテレビやプレーヤーなどを操作できるボタンを用意しているなか、あくまでもスピーカーの操作だけに専念。サラウンドの切り替えと「ナイトモード」「重低音」のオン/オフ、そして各種設定と必要最低限のシンプルなレイアウトのうえ表示も日本語なので、操作に迷うことはいっさいなかった。幅広いユーザーを想定した、上手な作りだ。

photophoto スピーカー本体の操作のみに割り切ったシンプルなリモコン。日本語表示も手伝ってAV初心者であっても扱いは容易だ(左)。主に使用するのはサラウンド切り替えと各モードの部分だろう。本体表示もカッコして書かれているので迷うことは全くなかった

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