オンキヨーは5月9日、、AVコンポーネント「Integra」シリーズの新製品としてAVセンター「DTX-5.9」を6月2日より発売すると発表した。価格は10万5000円。
DTX-5.9は、日本国内のカスタムインストール市場向けに発売されるAVセンター。「Dolby TrueHD」や「DTS-HD Master Audio」などロスレス圧縮音声フォーマットに完全対応するほか、HDMI Ver.1.3a準拠の入力を4系統、出力を1系統備える。
HDMIコントロールにも対応しており、電源スタンバイ連動や自動入力切換、テレビのリモコンを使った同製品のボリューム調整やテレビスピーカー/シアタースピーカーの再生切り替えなども行える。また「レグザリンク」テレビとの組み合わせでは、独自のコントロールコマンドによりHDMI入力拡張切換も可能となっている。
D4/コンポーネント/Sビデオ/コンポジット端子からの信号をHDMI端子に変換し出力できるHDMIビデオアップコンバーターを搭載。480i/480pのアナログ信号から720pおよび1080iへのアップスケールが行える。別室でも好きな音楽を楽しめるZone2出力端子、全チャンネルに搭載されたD/A変換後のパルスノイズを除去する「VLSC」、過渡変調ゆがみや位相変調ゆがみといった動的ゆがみを改善する「WRAT(WideRange Amplifier Technology)」、小音量時にもセリフの質感やサラウンド効果を高める「AudysseyDynamic EQ」の採用なども特徴といえる。
本体サイズは435(幅)×174(高さ)×377(奥行き)ミリ、重量は12.6キロ。定格出力が7ch×120ワットで、実用最大出力は7ch×185ワット。インタフェースはHDMI端子(入力×4、出力×1)のほか、映像入力としてD4端子×2、コンポーネント端子×2、Sビデオ端子×4、コンポジット端子×5。映像出力としてD4端子×1、コンポーネント端子×1、Sビデオ端子×2、コンポジット端子×2。音声入力としてデジタル×5(光×3、同軸×2)、アナログ×7(2ch×7、1入力は7.1ch兼用)。音声出力として光デジタル×1、アナログ×4(2ch×2、Zone2×1、7.1ch×1)。そのほか、スピーカー出力×9(Main×7、Zone2×2、バナナプラグ対応)、ヘッドフォン端子×1、RS-232端子×1、有線LAN端子×1、12ボルトトリガー端子×3、IR端子×3(入力×2、出力×1)などを装備している。
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