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タムロン、全域F2.8「AF28-75mm」などAFモーター内蔵ニコン用レンズ

» 2008年05月15日 20時34分 公開
[ITmedia]

 タムロンは5月15日、デジタルとフィルム一眼レフカメラ兼用の「Diシリーズ」としてAFモーター内蔵ニコン用レンズ3製品を5月30日より発売すると発表した。「SP AF28-75mm F/2.8 XR Di」が5万5000円、「AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC」が8万円、「SP AF70-200mm F/2.8 Di」が9万9800円。

photophotophoto 左から「SP AF28-75mm F/2.8 XR Di」、「AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC」、「SP AF70-200mm F/2.8 Di」

 SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(Model A09N II)は、28〜75ミリのズーム全域でF値2.8を実現し、ボケ味を生かしたポートレートや高速なシャッタースピードによる写真表現の広がりを楽しむのに最適なモデル。レンズ構成は14群16枚で、全長が92ミリ、最大径が73ミリ、重量が510グラム。フィルター径は67ミリで、自重落下を防止する「ズームロック機構」や花形フードも標準装備する。

 AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC(Model A20N II)は、35ミリ判フィルム用一眼レフカメラ装着時で28〜300ミリ、APS-Cサイズ相当のデジタル一眼レフカメラ装着時で43〜465ミリ(35ミリ判換算)の撮影を1本でこなせるモデル。最短撮影距離はズーム全域で0.49メートル、300ミリ側での最大撮影倍率は1:3を実現している。また、汎用性の高さに対して全長99ミリ、最大径78.1ミリ、重量555グラムというコンパクト設計なのも特徴といえる。レンズ構成は13群18枚、フィルター径は67ミリで、手ブレを軽減する「VC(Vibration Compensation)機構」、マルチコートや「インターナル・サーフェイス・コーティング」によるゴースト/フレア対策なども採用している。

 SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO(Model A001N II)は、35ミリ判フルサイズ一眼レフ対応のF値2.8大口径望遠ズームレンズとして初となる全ズーム域で最短撮影距離0.95メートル、200ミリ側の最大撮影倍率1:3.1を実現したモデル。35ミリ判フルサイズ一眼レフカメラ装着時で70〜200ミリ、APS-Cサイズ相当のデジタル一眼レフカメラ装着時で109〜310ミリ(35ミリ判換算)の撮影が行える。全長は194.2ミリ、最大径は89.5ミリ、重量は1150グラム(三脚座除く)。レンズ構成は13群18枚で、3枚のLD(異常低分散)レンズを搭載する。フィルター径は77ミリで、AF/MFが簡単に切り替えられる「フォーカスリング切り替え機構」、ゴースト・フレア対策、着脱式三脚座などが採用されている。

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