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衝動買いできるデジタルフォトフレーム「デジポッド」橘十徳の「自腹ですがなにか?」第30回(1/2 ページ)

» 2008年05月27日 08時30分 公開
[橘十徳,ITmedia]

 デジタルフォトフレームは以前から欲しくてたまらなかった。すでに写真はデジタルが主流になったとはいえ、いざ撮影した写真を部屋に飾ろうと思うと、いちいちアナログ媒体にプリントアウトしなければならない。これはどう考えても面倒だ。

 ただ、デジタルフォトフレームというのはそれなりのサイズの液晶パネルを使っているために、値段はどうしても高くなる。最近は値下がり傾向にあるが、それでもまだ5〜6インチで1万円以上は普通にかかる。そんな値段で購入するなら、プリントアウトで我慢したほうがいいと考えていた。

 一方で、最近は1.5インチとか2インチくらいの小型液晶を使った安価なデジタルフォトフレームも登場してきた。従来はこの手の商品は台湾や中国の無名メーカーのものが多かったが、ここにきてあのセガの関連会社であるセガトイズが新たな商品を発売。それが今回紹介する「デジポッド」である。

photophoto 「デジポッド」の本体(左)とそのパッケージ(右)。本体は、上から下にかけて少し湾曲したデザインになっている

 もともと3月に発売予定だったのが5月までズレ込んでしまい、今か今かと待ちに待っていたこの商品。やっと手に入れて嬉しさもひとしおである。価格はAmazon.co.jpで税込み3675円。デスクの上はもちろん、キッチンやリビング、ベッドサイド、はたまた玄関の靴箱の上やトイレなど、家の中のあちこちに置くために何個かまとめ買いしても良さそうな値段だ。

色はホワイトをチョイス

 届いたパッケージは、外から中身が見えるようになっている。箱を開けると、78(幅)×57(高さ)×29(奥行き)ミリの本体は本当に小さい。液晶パネルのサイズは1.5インチ。枠が黒いのでパッと見は大きめに見えるが、よく見ると切手を二回りほど大きくしたくらいのサイズしかない。まあ、値段を考えれば仕方ないのかもしれないが、これでは大勢の人が写っている集合写真などを飾るにはかなり苦しいものと思われる。

photophoto 単四形アルカリ乾電池2本は本体の背面部に収納する(左)。本体の横に配置されたボタンとUSBコネクタ(右)

 本体の色はブルー、ピンク、ホワイトの3色。この中から今回選んだのはホワイトだ。ピンクやブルーはかなりポップな感じで、自分の部屋にはおそらく白しか合わない。欲をいえばブラックとかシルバーとかラインアップに加えてほしいところだ。電池は単四形アルカリ乾電池を2本使用するが、これでどれくらいの期間使えるのかは説明書に書いていない。デジタルフォトフレームは部屋にいる間ずっとスイッチを入れっぱなしにする人も多いだろうから、できればどれくらいの期間で電池が切れるのかを書いてほしかった。

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