iPhone 3Gを発売日に入手してかれこれ10日。何気なくMySoftBankから利用したパケット料をチェックしてみると、すでに6万円。このペースで1カ月を過ごすとすれば18万円だ。
実はこのところずっと家にこもって仕事してたので、iPhone 3Gの利用はもっぱら無線LAN経由。それでもこの金額なのだから、屋外で普通に使ってる人は10日で10万円オーバーなんてザラだろう。もちろん、実際には「パケット定額フル(i)」に加入しているので請求される金額は5985円で固定。これが定額でなければ大変なことになってます。
時々iPhone 3Gの月々の使用料が高いという人がいるけれども、iPhone 3Gは容赦なくデータ通信をしまくる端末であり(ケータイのように「データ通信しますが、いいですか?」とは間違っても聞いてこない)、だからこそiPhone 3Gならではの「いつでもどこでも即座につながる」楽しさ便利さがある。それを考えると、iPhone 3Gの料金プランって高いとはいえない思う。
その「即座につながる楽しさ」が凝縮されているのが「地図」。いつでもどこでも地図を見られる。地図データはリアルタイムでサーバーから転送される(GoogleMapだから)。ある程度はローカルにデータをキャッシュするので、直前に見た地図はデータ通信なしで表示できるが、それ以外の場所を見ようと思ったら即座にデータ通信である。
この「地図」がすごくいい。経路検索機能は日本では使えないようだが、それ以外は、今までのケータイのGPS機能とは一線を画した使いやすさだ。航空写真が見られるとか、指の操作ひとつで拡大/縮小、スクロールが自由自在というのみならず、全体としての使用感が素晴らしい。しかも見やすい。画面が大きいのもあるけれども、実際の解像度(320×480)より細かいと感じる。
普段筆者はauのEZナビウォークを使っているが、これで「現在地の地図」を見ようと思うと、EZボタンを押す→EZナビウォーク→「地図を見る」→「現在地を調べる」という4ステップ必要だ。iPhone 3Gなら「マップ」をタップ→即座に地図表示→左下の現在地アイコンをタップ、と2回タップするだけでよく、目的の地図が表示されるまでの時間がEZナビウォークに比べて非常に短い。
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