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TMD、有機ELの量産ラインを新設へ

» 2008年07月25日 15時20分 公開
[ITmedia]

 東芝松下ディスプレイテクノロジー(TMD)は7月25日、石川県能美群川北町にある石川工場に約160億円の設備投資を行い、有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイの量産ラインを新設すると発表した。2009年10月の稼働を目指す。

 独自の低温ポリシリコン技術などを用い、消費電力を液晶パネルの半分程度に抑えられる有機ELパネル生産にめどをつけた。ガラス基板は460×730ミリというサイズで、厚さは0.5ミリ。携帯電話や小型モバイル機器に適した低分子タイプの有機ELを量産する。生産能力は、2型換算で月産150万台という。

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