ペンタックスは7月29日、コンパクトデジタルカメラ「Optio E60」を8月7日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万円前後。
新製品は「Optio E50」の後継にあたるエントリークラスの製品。手ごろな価格帯の製品ながらも有効1010万画素という高画素CCD(1/2.33型)を搭載する。レンズは35ミリ換算約32〜96ミリ相当の光学3倍ズームレンズで、約5.7倍のデジタルズームも備える。光学/デジタルズームを併用する「インテリジェントズーム」では、最大17.1倍のズーム撮影が行える。ISO感度を最大ISO6400まで引き上げることで、ブレを低減する電子式手ブレ補正機能「Digital SR」も搭載。
カメラが自動的に撮影シーンを判断する「オートピクチャー」モードも引き続き搭載。「標準」「風景」「ポートレート」「夜景」「夜景ポートレート」「花」「スポーツ」の各モードをカメラが自動的に選択してくれるほか、被写体が近距離にある場合、自動的にマクロへ切り替わるオートマクロ機能も用意されている。
コンパクトデジタルカメラでは標準機能の感もある、顔認識機能も備えており、フレーム内の顔を自動的に検知し、ピントと露出を自動的に合わせてくれる。また、検出された情報をもとに、人物画面の中心にトリミングし、自動的にバストアップの構図で写真を撮れる「ベストフレーミングモード」も搭載している。
そのほか、ボタンひとつで露出や感度、ホワイトバランスが自動設定される「グリーン」モードや、最高VGA(640×480ピクセル)での撮影が可能な動画撮影機能、最大3枚の撮影画像をカメラ内で合成できるパノラマモード、2秒間で16枚を連続撮影できる(サイズは640×480ピクセル)16連写機能などを備える。
背面液晶には、2.4型(約11万画素)液晶を採用。約9.5Mバイトのメモリーを内蔵するほか、SD/SDHCメモリーカードでの記録に対応する。電源は単三形乾電池2本で、アルカリ電池で約200枚の撮影が行える(CIPA基準)。ボディサイズは約98(幅)×59(高さ)×22(奥行き)ミリで、重さは約175グラム(乾電池、カード含む)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR