バンダイは、楽しみながらウォーキングができるゲーム機能付きデジタル歩数計「遊歩計」(ゆうほけい)を2008年年末に発売する。今年4月に始まった「特定健康診査・特定保険指導」、いわゆる“メタボ検診”を義務づけられた40歳代にあわせ、懐かしい「宇宙戦艦ヤマト」と「母をたずねて三千里」をラインアップ。価格は各4725円。
「遊歩計 宇宙戦艦ヤマト〜歩いてイスカンダルへ〜」は、ガミラスの遊星爆弾によって放射能に汚染された地球を救うため、はるか14万8000光年先にあるイスカンダルまで「コスモクリーナーD」を受け取りに行くという、アニメそのままのストーリー。ただし、本当に14万8000光年歩こうとすると、メタボ解消どころか普通に寿命が尽きてしまうため、1日3000歩から2万歩という目標をあらかじめ設定しておき、90日間続けるとイスカンダルに到着する設定になっている。
一定の歩数をクリアすると、宇宙戦艦ヤマトのストーリーに沿ったイベントが発生。もちろんガミラス艦隊も攻めてくるから、毎日しっかり目標の歩数を歩いて「波動エネルギー」をためておかなければならない。もし波動エネルギーが足りないと「ガミラスと戦闘になったとき、“波動砲”を撃てません」(バンダイ)。
こうしたイベントの結果(評価)でストーリーが枝分かれし、エンディングも変わるという。
歩数計としての機能も充実している。3軸加速度センサーを搭載し、液晶画面では当日の歩数のほかに1週間(7日間)や累積の歩数表示も可能だ。また厚生労働省「エクササイズガイド2006」で提示された身体活動基準値「メッツ/エクササイズ」の表示にも対応する。
また、バンダイでは発売に合わせてユーザー専用のWebサイトを開設する計画。ログインすると、自分のエクササイズ状況(あと何光年でイスカンダルに到着するか)や健康状況に関するアドバイス(佐渡先生登場)、イベントクリア後のお楽しみ(ヤマト関連の画像カード)など有用な情報をゲットできる。なお、佐渡先生のアドバイスについては、大手スポーツクラブの「ルネサンス」が監修を担当するため、信用してもいい。
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