若手のスタッフ、キャストが低予算で製作し、全米7館でスタート、口コミから人気に火がつき最終的に2500館以上に拡大されるサプライズ・ヒットとなった珠玉の青春コメディ「JUNO/ジュノ」が、11月7日にBlu-ray Discでリリースされる。
特典はジェイソン・ライトマン(監督)とディアブロ・コディ(脚本)による音声解説のほか、11種類の未公開シーン集(監督と脚本家による音声解説付き)、NGシーン集、ギャグ・テイク「袋の差し出し方で一触即発?!」、キャスト&スタッフ総出演のミュージック・ビデオ、スクリーンテスト映像集、3人に夢中!ジュノとリアとブリーカー、イケてる脚本家ディアブロ・コディ、頼れる監督ジェイソン・ライトマン、「JUNO/ジュノ」ができるまで、FOX予告編などを収録。Blu-ray Discのみの特典として、ワールドプレミアとキャスティングの2つのコンテンツも楽しめる。
主人公のジュノは、流行りモノが嫌いな個性的な16歳の女子高生。彼女は好奇心から同級生と一度だけセックスし、妊娠してしまう。予想外の出来事に戸惑いながらも子供を産むことを決意し、完璧な里親を探しに奔走するが……。
元ストリッパーという驚きの経歴を持つディアブロ・コディの脚本を映画化した。オスカー受賞だけあって、脚本の上手さも特筆すべき。随所にマニアックなネタを挟みつつ、小気味よいセリフで愛すべき登場人物たちをリアルに描写している。
監督は「サンキュー・スモーキング」でデビューを果たしたジェイソン・ライトマン。父は「ゴースト・バスターズ」のアイバン・ライトマンである。女子高生の妊娠騒動というテーマを深刻ぶらずに、あっけらかんと楽天的なタッチで料理しつつ、ジュノの迷いや、家族や親友たちに支えられ人間として成長していくドラマもきっちりと活写。音楽センスも抜群だ。
肩の力を抜きつつも、圧倒的な存在感を発揮する主演のエレン・ペイジ(「ハードキャンディ」)もお見事。脇を固めるのは、ドラマ「エイリアス」のジェニファー・ガーナー、「ハンコック」のジェイソン・ベイトマン。
注目のクリエイターたちがその才気を存分に発揮した、愛すべき1本だ。
関連サイト:http://movies.foxjapan.com/juno/(公式サイト)
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