イタリアで開催される世界最大の家具見本市「ミラノサローネ」に出展したコンセプトモデルも公開されている。例えば「ZA(座)」は、ヘッドレスト部分に2つのスピーカーユニットを備え、サラウンド音場を作り出す“リアサラウンド”搭載チェアー。斜め後方から出てくる音が前方まで回り込むよう、独自の信号処理で5.1チャンネルぶんの音場を作り出す。
チェアー一体型のため、コンパクトで手軽に使えるのはもちろんだが、最大のメリットは音量を絞っても十分に使用できること。「ZAのスピーカー出力は1ワットにすぎないが、3メートル先のスピーカーに換算すると250ワットの音量に相当する。また、音源との距離が近いとひずみが減るというメリットもある」(同社)。夜中でもヘッドフォンを装着することなく、そこそこの音量でサラウンドを楽しめるという。

「TSUKI(月)」は、フロントプロジェクターを格納できるオシャレなガラストップテーブル(左)。「HANA(花)」はアクティブスピーカー内蔵のフロアライト(右)このほかにも「サウンティーナ」の技術を応用したつり下げ式スピーカー「HIBIKI(響)」とオールインワンオーディオ「KANADE(奏)」なども展示されていたそのほか注目の新製品と、製品化が近い参考展示品を写真で紹介していこう。


18.4型ワイド液晶を搭載した「VAIO type A」のフォトエディション(左)。パームレスト部は「α」のグリップと同じ素材、その周囲はαのボディーと同じ素材を使用しているという(中)。専用遮光フード「VGP-DHA1」(予想実売価格1万3000円前後)は折りたたみ可能(右)

年内に登場する見込みのブラビアブランドSXRDビデオプロジェクター2機種。位置づけとしては、左が倍速駆動対応のSXRDを搭載した「VPL-VW200」の下位モデル、右側は「VPL-VW60」の機能を継承しつつ価格を引き下げたエントリーHDモデルとなる。どちらも「ブラビアエンジン2」搭載。どちらも2系統のHDMI入力を持つ
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