イタリアで開催される世界最大の家具見本市「ミラノサローネ」に出展したコンセプトモデルも公開されている。例えば「ZA(座)」は、ヘッドレスト部分に2つのスピーカーユニットを備え、サラウンド音場を作り出す“リアサラウンド”搭載チェアー。斜め後方から出てくる音が前方まで回り込むよう、独自の信号処理で5.1チャンネルぶんの音場を作り出す。
チェアー一体型のため、コンパクトで手軽に使えるのはもちろんだが、最大のメリットは音量を絞っても十分に使用できること。「ZAのスピーカー出力は1ワットにすぎないが、3メートル先のスピーカーに換算すると250ワットの音量に相当する。また、音源との距離が近いとひずみが減るというメリットもある」(同社)。夜中でもヘッドフォンを装着することなく、そこそこの音量でサラウンドを楽しめるという。
そのほか注目の新製品と、製品化が近い参考展示品を写真で紹介していこう。
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