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人についてくる“有機ELテレビ”、ソニーの新提案ソニーディーラーコンベンション2008(2/2 ページ)

» 2008年09月10日 17時19分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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“リアサラウンド”のホームシアター用チェア

 イタリアで開催される世界最大の家具見本市「ミラノサローネ」に出展したコンセプトモデルも公開されている。例えば「ZA(座)」は、ヘッドレスト部分に2つのスピーカーユニットを備え、サラウンド音場を作り出す“リアサラウンド”搭載チェアー。斜め後方から出てくる音が前方まで回り込むよう、独自の信号処理で5.1チャンネルぶんの音場を作り出す。

photophotophoto 後方2チャンネルで5.1チャンネルのリアサラウンドを実現する「ZA(座)」。ミラノサローネに出展するだけあって、チェアーの表面もイタリア産の高級素材を使用している

 チェアー一体型のため、コンパクトで手軽に使えるのはもちろんだが、最大のメリットは音量を絞っても十分に使用できること。「ZAのスピーカー出力は1ワットにすぎないが、3メートル先のスピーカーに換算すると250ワットの音量に相当する。また、音源との距離が近いとひずみが減るというメリットもある」(同社)。夜中でもヘッドフォンを装着することなく、そこそこの音量でサラウンドを楽しめるという。

photophoto 「TSUKI(月)」は、フロントプロジェクターを格納できるオシャレなガラストップテーブル(左)。「HANA(花)」はアクティブスピーカー内蔵のフロアライト(右)このほかにも「サウンティーナ」の技術を応用したつり下げ式スピーカー「HIBIKI(響)」とオールインワンオーディオ「KANADE(奏)」なども展示されていた

 そのほか注目の新製品と、製品化が近い参考展示品を写真で紹介していこう。

photophotophoto 35ミリフルサイズCMOSセンサーを搭載した「α900」。APS-Cと比較すると撮像素子の大きさがよく分かる(右)
photophotophoto 18.4型ワイド液晶を搭載した「VAIO type A」のフォトエディション(左)。パームレスト部は「α」のグリップと同じ素材、その周囲はαのボディーと同じ素材を使用しているという(中)。専用遮光フード「VGP-DHA1」(予想実売価格1万3000円前後)は折りたたみ可能(右)
photophotophoto 年内に登場する見込みのブラビアブランドSXRDビデオプロジェクター2機種。位置づけとしては、左が倍速駆動対応のSXRDを搭載した「VPL-VW200」の下位モデル、右側は「VPL-VW60」の機能を継承しつつ価格を引き下げたエントリーHDモデルとなる。どちらも「ブラビアエンジン2」搭載。どちらも2系統のHDMI入力を持つ
photophotophoto “お風呂BRAVIA”こと「XDV-W600」を水に入れるデモ

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