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プレミアムな外観の普及モデル、マランツがAVアンプ2機種を発表

» 2008年09月12日 19時07分 公開
[ITmedia]

 マランツ コンシューマー マーケティングは9月12日、AVアンプの新製品「SR6003」「SR5003」を発表した。同社のプレミアムAVセパレートアンプ「AV8003/MM8003」で高い評価を得た“M-1”デザインを継承した普及モデルとなる。価格はSR6003が12万円、SR5003が8万7000円で、10月下旬に発売する。

photophoto 「SR6003」(左)と「SR5003」(右)

 ドルビー True HDやDTS-HD マスターオーディオといったHDオーディオを含む最新のサラウンドフォーマットに対応した7.1チャンネルAVアンプ。定格出力はSR6003が各チャンネル100ワットで、SR5003は90ワット。FM/AMチューナーも内蔵している。

 上級モデルを連想させる曲面のフロントパネルは、ガラス繊維で強化したレジン製。内部は分割サブフレーム構造としたことで、シャーシの剛性を確保しながら振動を分散/吸収するという。外形寸法は共通で、440(幅)×160.5(高さ)×388(奥行き)ミリ。重量は、SR6003が13.2キログラム、同SR5003は13.1キログラム。

 上位モデルのSR6003は、カスタムコンデンサーなどで高音質化を図っているほか、新開発の256色GUIを搭載。前面パネル内にはUSB端子を搭載し、USBマスストレージクラス対応のメモリなどを接続して、MP3やWMA、AAC、WAVの再生が可能だ。圧縮フォーマット再生時に高域成分を補間する「M-DAX」(Marantz Dynamic Audio eXpander)も搭載している。

 両モデルともHDMI入力は3系統。オーディオ信号のクロック形成にPLL方式を採用してHDMI伝送のジッターを軽減したほか、オートリップシンクやDeepColor、x.v.Colorにも対応。なお、SR6003にはHDMI出力を2系統装備している。

 そのほかの入出力端子は共通。入力端子は、コンポーネント×3、S端子×5、コンポジット×5など。出力はコンポーネント×2、S映像×2、コンポジット×1など。同軸デジタル入力は2、光デジタル入力は7、出力は3。

 リモコンは学習機能付き。サイドにバックライトボタンを備え、暗い場所でも問題なく操作できる。なお、R6003のリモコンには液晶ディスプレイが搭載され、手元でAVアンプのステータスやモードを表示できる。

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