キヤノンは9月17日、「PowerShot SX10 IS」を10月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万5000円前後。
新製品は「PowerShot S5 IS」の後継機種にあたり、同様に可動式のバリアングル液晶と高倍率の光学ズームレンズを搭載。搭載するレンズはレンズシフト式手ブレ補正搭載の35ミリ換算28〜560ミリ 光学20倍ズームレンズで、USM(超音波モーター)駆動するためワイド端からテレ端までわずか1.3秒で移動する。
撮像素子は1/2.3型 有効1000万画素CCDで、画像処理エンジンには「DiGiC 4」を組み合わせる。DiGiC 4搭載機種の特徴でもある暗部補正やサーボAF、高感度オートなどの機能も搭載する。ワンボタンで動画撮影が開始できるムービーボタンもS5 ISと同様に備えるが、映像形式が.MOV(映像コーデックはMPEG-4/H.264)に変更され、より長時間の映像が少ないメモリ容量で録画できる。動画は640×480/30fps、もしくは320×240/30fpsを選択できる。
背面液晶は2.5型(約23万画素)で、0.44型(23.5万画素)の液晶ビューファインダーも備える。サイズは124(幅)×88.3(高さ)×86.9(奥行き)ミリ、560グラム。メディアはSD/SDHCメモリーカード、MMC、MMCplus、HD MMCplus。電源には単三形乾電池を4本使用し、アルカリ乾電池使用時で約340枚の撮影が行える(CIPA規格)。
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