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リラックス感あふれるなめらかボディ、「PowerShot E1」

» 2008年08月26日 13時46分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは8月26日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot E1」を9月上旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万3000円前後。

photo 「PowerShot E1」

 これまで販売されたどのPowerShotとも異なる、「IXYとは違う価値を求める女性」(同社)に向けてデザインされた暖かみと丸みを帯びたフォルムが特徴。ボディカラーもバニラホワイト、コットンピンク、アクアブルーと柔らかさのある3色を用意している。電源投入時の起動画面は各色それぞれで内容が異なり、バニラホワイトは「草原」、コットンピンクは「家」、アクアブルーは「海」をイメージした画面が表れる。

photophotophoto 左からバニラホワイト、コットンピンク、アクアブルー

 ボディ表面はほうろうのような滑らかな質感で、IXYの持つスタイリッシュさや鋭利さとは対極とも呼べるデザインは「SELPHY 770」と同一デザイナーの手によって仕上げられた。ボタン類をはじめとしたインタフェースも、「押しやすさ」「使いやすさ」を念頭に置かれている。

photo 背面

 かわいらしさが前面に押し出されながらも、撮像素子は1/2.3型 有効1000万画素CCDと高画素で、顔認識機能「フェイスキャッチテクノロジー」による顔優先AF/AE、赤目補正、顔優先FE、顔優先AWBなど被写体の顔をきれいに撮影する各種技術が搭載されている。背面に用意されている「フェイスキャッチ」ボタンを押すことで、撮影時には任意の被写体(顔)をロックするほか、再生時には認識した顔を素早くチェックすることも可能だ。レンズは35ミリ換算35〜140ミリの光学4倍ズームレンズを備える。

 選択することで利用できるボタンが制限されるほか、画面表示を最低限にし、ストロボ/マクロ/ISO感度などをカメラ側で自動設定してくれる「らくらくモード」も搭載。本モードは再生時も有効で、再生時には有効となるボタンは画像送り/消去/スライドショーの3つに限定されるため、「常にらくらく」(同社)の状態で撮影と再生が楽しめる。

 背面液晶は2.5型(約11.5画素)で、電源には単三形乾電池が利用可能。アルカリ乾電池で約220枚、ニッケル水素電池で約450枚の撮影が行える(いずれも液晶表示時、CIPA規格)。対応メディアはSDメモリーカード(SDHC対応)/MMC/MMCplus/HC MMCplusで、本体サイズは101.2(幅)×63.8(高さ)×31.4(奥行き)ミリ。

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