バンダイは9月28日、エンターテインメント目覚まし時計「Gun O'clock」(ガンオクロック)を発表した。価格は4095円で、11月15日に発売する。
起床時刻になると、アラーム音とともに的(まと)がむっくりと起き上がり、中央が赤く点滅。中心を狙って専用ガンのトリガーを引けば、赤外線で反応して的がクラッシュ音とともに倒れる仕組みだ。
しかも専用ガンからは銃撃音が鳴り、上部がブローバック。射撃の感覚と命中したときの爽快(そうかい)感を味わえる、自称「世界一スッキリ起きられる目覚まし」(バンダイ、プレイトイ事業部の亀田真司氏)。
アラームには「ノーマル/ハード」という2つのモードがあり、ノーマルなら1回、ハードでは5回命中させなければ的は倒れない。さらに二度寝を防止するスヌーズ機能も搭載。「的を倒した後、本体の決定ボタンを3秒長押しするとファンファーレが鳴り、アラームモードが終了します。ボタンを押さずに放置しているとスヌーズ状態になり、5分後に再びアラームがなり出します」(同氏)。
2つのゲームモードも搭載した。1つは早撃ちゲームの「タイムトライアル」。本体のボタンで「ゲーム1モード」に設定し、一回専用ガンで撃つとゲームスタート。ハイテンションな外人男性の声で「3・2・1……」とカウントダウンが始まり、0になると「カモーン!」。的が赤く光った瞬間に打ち抜こう。
的に命中すると、早撃ちタイムが前面の表示パネルに表示され、タイムによって「ファンタスティック」や「エクセレント!」といったハイテンションなコメントが流れる。タイムは100分の1秒単位で表示されるため、家族や友人と競うこともできる。
「実は、ある特定のタイムで止めるとシークレットボイスを聞くことができます。内容はお楽しみ」(亀田氏)。
もう1つのゲームは「ランダムショット」。「ゲーム2モード」にして専用ガンで一回撃つとゲームスタート。「レディ?」の声とともに的が起き上がり、中央がランダムに光るため、光っている時を狙って的の中央を打ち抜こう。5回命中するとファンファーレが鳴る。「なお、的が光る時間は回を重ねるごとに短くなり、難易度が上がっていきます」。
本体のサイズは130(幅)×132(奥行き)×45(高さ)ミリで、重量は約290グラム。専用ガンは145(幅)×113(高さ)×30(奥行き)ミリで約110グラム。電源として、単三形乾電池を本体に4本、専用ガンに2本入れる必要がある。赤外線の通信距離は約3メートル。
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