上面のモードダイヤルには「静止画」と「1-40」と書いてある超高速連写と、フラッシュ連写の3つの静止画モードがある。「静止画」は普通のデジカメの機能。背面のBSボタンでベストショット機能も使える。絞り優先AEやマニュアル露出も可能ななかなか本格的な撮影機能だ。SETボタンを押すと画面右に操作パネルが現れる。ここで十字キーを使い、露出モード、ホワイトバランス、ISO感度、露出補正などを行うわけだ。
高速連写モード時は、操作パネルに連写速度とパスト連写の配分の項目が現れる。パスト連写はシャッターを押す直前の画像(画像自体は常時バッファに蓄積されている)を一緒に記録する超便利な機能で、例えば、連写速度を秒40枚にし、パスト連写の前後配分を0.5秒ずつにすると、シャッターを押したとき、その0.5秒前の20枚とシャッターを押したあとの0.5秒分の20枚が記録される。
これをうまく使うことで、決定的瞬間を逃すことがなくなる。例えば、鳥が飛ぶ瞬間を撮りたいときは、鳥が飛んだことを確認した瞬間にシャッターを押せば間に合う。
高速連写を行った場合、撮影した写真はまず内部バッファに格納され、まとめてSDメモリーカードに書き出される。よって、高速なSDメモリーカードを使うほど書き出し時の待ち時間は短くなる。
class6のSDHCカードを使って40枚(7MモードでFINE)を保存した場合、記録時間は約8秒。F1より高速化されたように思える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR